「入れ歯専門の歯医者」が実際の症例と治療、治療に対する考え方を紹介する記事を中心に書いていきます。

歯が折れて噛めないと言う方に入れ歯を入れた症例

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「歯が折れてしまって全く噛めないんです」80代女性のMさんは奥歯が折れていました。手前の歯は健在です。
 奥歯が必要かどうかは、実は患者さんの感じ方によって決まるという曖昧な物です。
 奥歯がなくても見た目や食事に支障なく過ごしている人はたくさんいて、無理に入れ歯を作っても使えないことがあります。
 
 Mさんは「噛めない」という明確な悩みをお持ちでした。そのような場合は入れ歯が必要です。今回は奥歯2本分の小さな入れ歯なので型を採ってから2回ほどの来院で治療できます。

 完成した入れ歯をつけてもらうと、「これならしっかり咬めます」と嬉しそうにおっしゃいました。もし入れ歯が不要な人ならば、この時点ですぐに違和感や拒否感を訴えます。
 
 歯科治療は機械的に歯並びを揃えれば良いわけではありません。他院を批判するつもりはありませんが、大きすぎる入れ歯を作られてしまって入れていられない、使えないというトラブルの症例を目にすることがあります。
 
 当院で数多く行なう入れ歯治療において、とくに「患者さんの話を聞く」大切さを日々実感しています。

 今回行なったMさんの入れ歯を作る治療は保険適用で約3,000円でした(治療費は症状により個人差があります)。

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