今月18日に、吉野家の牛丼が復活するそうです。まさに2年半以上のブランクを経て。
果たして、待ち焦がれた味は以前のままなのか、それとも会えぬ君の姿は実際よりも素敵な幻想となっているのか、なんとも興味深いですね。
もっとも、この件は日米関係だとか業界団体、消費者団体の利害などと政府の思惑などもからんで複雑な要因がこんがらがっている問題ではありますが、ビジネスというか経営者の資質という観点でも類稀な事例ではないかと思います。
というのも、輸入停止以降、「米国産以外では吉野家の味は出せない」という主張に基づいて主力商品の販売を一切中断するという英断がなされたこと、そしてそれを実行したこと。また当時、吉野家の安部社長は、「吉野家は3年くらい牛丼を売れなくても問題ない」と言い切ったことなど。
企業経営、しかも上場会社の経営判断としては、普通に考えるとびっくりするようなものではないでしょうか。
しかも、昨年末に一旦解禁された直後に再度禁輸となった突発事態にも動じることなく、初志貫徹。
これで業績もしっかりした結果を残しているなんてすごい。
そして、その3年の最後のほうにようやく牛丼復活。
吉牛をうまいと思うかどうかとか、米国産牛肉が安全かどうかはさておき、リーダーシップとかトップの決断というものについて、とても考えさせられるケースだと思います。
もっとも、昨年末の輸入再開後に一時仕入れた肉も利用するってのは、どうなんだろう?という気もしますが。。。
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