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商社マンの営業として33年間(うち海外生活21年間)、国内外で様々な体験をした。更に、アイデアマラソンのノートには、思いつきを書き続けて27年間、読者の参考になるエピソードや体験がたくさんある。今まで3年半、ITmediaのビジネスコラム「樋口健夫の笑うアイデア動かす発想」で毎週コラムを書き続けてきたが、私の体験や発想をさらに広く提供することが読者の参考になるはずと思い、ブログを開設することにした。一読されれば「読むワクチン」として、効果があるだろう。

復興日本のために 青森から鹿児島までの直通新幹線

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復興日本のために 青森から鹿児島までの直通新幹線

 震災の悲しい話、苦しい話ばかりの中で、私たちは何か良いニュース、明るいニュース、未来を感じるニュースがないかと求めている。

 次々に道路が回復し、鉄道が回復するニュースを聞くと、本当にうれしい。東京にいてもうれしいから、被災地のみなさんはもっと嬉しいのではないだろうか。
 
もうすぐ、東京から青森までの全線が回復する。

ずっと前から私は疑問に思っていた。

 どうして、新幹線は東京で全部乗り換えることになっているのだろうか?新幹線では、同じ線路幅なはずで、ローディングゲージ(車両の高さや幅の通過限界)は、全国同じなのではないだろうか?現在では、鹿児島まで行くには、大阪で再度乗り換える必要がある。これも妙だ。

 JR東海とJR西日本では新幹線を乗り入れていて、JR西日本とJR九州も乗り入れていて、どうしてJR東海とJR東日本が乗り入れないのだろうか。国鉄からJRに変わった時に、何か喧嘩でもされたのだろうか?密約でもあったのか。明治維新以来のいわくか?

 東京で乗り換えることの意味は何か?すごく中央集権的なにおいすらする。

 この震災から立ち上がる記念に、青森から鹿児島までの直通新幹線を走らせてみてはどうだろうか。

 新しい日本、復興日本の大きな象徴として、青森から鹿児島までを"はやて"でも、"のぞみ"でも"さくら"でも、走らせてみてはどうだろうか。日本列島の端から端まで、新幹線が突き抜ける。それこそ、私たちの心に大きな絆となるのではないだろうか。車両の名前は、"きずな"ではどうか?

 直行で走るなら、最短で何時間となるのか"乗り鉄ちゃん"の私は楽しみにしている。私の大好きなMaxは、日本を貫いて走れるのだろうか?

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