2千円台のイーサネット・コンバーターでREGZA(テレビとレコーダー)をネット接続完了
家にある42型テレビ"REGZA 42ZS1"とブルーレイディスクレコーダー"REGZA RD-BZ700"に、amazonで2680円で売っていた無線LANマルチポケットルータ"PLANEX MZK-MF300N"をイーサネット・コンバーターとして接続したら図の通り、ご機嫌なデジタル家電ネットワーク環境が安価に構築できました(これ連休用に取っておいた楽しい宿題です)。
REGZAのテレビもレコーダーも今時のデジタル家電ですから、もちろんインターネット対応機種なのですが、一般的なご家庭同様、そのLAN端子にはケーブルが接続されていませんでした。数万円台のゲーム機ですら無線LANが搭載されている昨今、もっと価格帯が上のデジタル家電がどうして有線LANなのかは以前からずっと疑問でしたが、まっ、そんなことはどうでもいいから、さっさとデジタル家電と無線LANルーターをつなぎましょうと思ってみたものの、いざやってみようかと思うと、相手はいつものPCではなくデジタル家電で、PCのように小型のUSB用無線LANアダプタを刺せばよいというわけでもない。
ちょっと検索してみると、どうやら「イーサネット・コンバーター」を使えば、下記の①と②が同様になることがわかった。
①デジタル家電→<有線LAN>→無線ルーター
②デジタル家電→<有線LAN>→イーサネット・コンバーター→<無線LAN>→無線ルーター
次は、テレビやレコーダーの横に置くのでできるだけ小さくて安いイーサネット・コンバーターを探そうと思ったところ、6~9千円ぐらいのネットワーク機器が多い。そんな中、
"PLANEX MZK-MF300N"は、幅75mm×高さ23mm×奥行き60mmと名刺サイズぐらい小さく、ルータ/アクセスポイント/コンバータの3つの機能を登載するネットワーク機器で、しかも2千円台。これはまずは試してみるしかない。
amazon でオーダーして翌日には届いたので、さっそくセッティング。まずはMZK-MF300N本体をPCにつないでWebブラウザから http://mf.setup へ移動し、無線LAN接続パラメータを入力して設定完了(光ポータブルの設定とやり方と似てます)。後は本体をPCから取り外して、デジタル家電に短いLANケーブル経由で接続すれば、デジタル家電側のネット利用開始手順に従ってネット接続はあっという間に完了。
で、最後になってですが、テレビやレコーダーをネットワークにつないで何がうれしいのかという図を並べておきます。
【デジタル家電ネットワークの利便性】
<イントラ・ネットの利便性>
1.デジタル家電間で録画番組を簡単にダビングできます
2.録画機器(パソコンも)とテレビをネットワークで結べば部屋が違っても再生できる
※ただし今回の機器の性能?では高品質画像だと円滑に再生しませんでした
<インターネットの利便性>
3.テレビやレコーダーでインターネット上の動画を再生させたり取り込んだりできます
4.テレビやレコーダーを電子メール経由で録画予約できます
5.テレビやレコーダーへ録画ランキングやお勧め情報をフィードバックできます