プロセス、戦略、人間学の視点からプロジェクトを眺めます。

どうしようもなく行き詰まったときに思い出してほしい5つのこと

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精一杯頑張ったつもりだけど、もう八方ふさがりだ・・・。

どうしようなく行き詰まってしまって、打開策が見つからない。もう逃げ出したいけれど、それもできない。人生のなかで、幾度かそんな状況に陥ることがあります。

しかし、そんな行き詰まった状況も、いつか解決します。「あー、そんなこともあったな」と思える日がきます。そして、後から振り返ってみると、わかることがたくさんあるんですね。

  1. 行き詰まっているのではなく学んでいる 行き詰まったときというのは、そのときは「困った」状況ではあるのですが、あとから振り返ってみると、困った状況にあるとき、人はいちばん「学んでいる」ということがわかります。順調なときに学ぶのはむずかしいんです。うまくいっているとき、困っていないときに、自分を顧みることはなかなかできないからです。行き詰まる、困るということは、人が学ぶために必要なプロセスなんですね。
     
  2. 行き詰まりの原因の多くはガンコさにある 状況を打開する方法がわかったとき、実はその方法はすでに多くの人からアドバイスをもらっていたということに気がつきます。自分の価値観や固定観念にしがみついていたために、周りからの貴重なアドバイスの価値に気づいていなかったのです。人の話を素直に聞かず、受け容れない。その頑固さこそが、困った状況を作り出していたんですね。行き詰まったときほど、心をひらいて「視野が狭くなっていないか」「人の話を素直に聞いているか」を自問するようにしましょう。
     
  3. 失敗を失敗としてまず受け容れる 行き詰まった状況にあるということは、何かに失敗したわけです。失敗しなければ行き詰まることもありません。その状況から抜け出すには、まず失敗を失敗として認めなければなりません。失敗を認めないということは、失敗していないと思い込むことですから、そこから抜け出す方法を考えることもできません。まず、自分は失敗したんだということをあるがままに受け容れる。失敗はゼロにはなりません。人間の価値は失敗しないことにあるのではなく、そこからいかにリカバリーするかにあります。失敗を失敗として認めないことが、もっとも大きな失敗なのだということを思い出しましょう。
     
  4. 人を頼れて一人前 かくいう私も人を頼るのが苦手です。助けを求めることは、負けること、逃げることだと考えてしまうからです。しかし、一人で出来ることはたかが知れています。すべての問題を自分一人で解決することはできないのです。一人ひとり、経験も能力も強みも違います。それを活かすのが社会であり、組織の意味です。人に助けを求めることは、負けることでも、逃げることでも、弱いことでもないのです。人を頼れないのは、子どもが親に「自分でできるもん!」と言っているのと同じです。人を頼ることができないことこそ、弱さであり、子どもであるということなんですね。  
     
  5. 状況は突如、打開される どうしようもなく行き詰まったときとうのは、いつまでのその状況が続くように感じてしまいます。ずっと闇が続くような感覚に陥ってしまうんですね。しかし、「夜明け前がもっとも暗い」といわれるように、にっちもさっちもいかない、どうしようもないという状況こそ、事態が打開される前触れなのです。人生は非連続です。人生は直線のグラフのように、線形に進んでいくものではありません。ある日突然、状況は劇的に変化します。昨日まではどん底だと思っていたら、急に目の前が開けるのです。どこかで必ず突然、地平は開けます。
     

こうして見てみると、行き詰まったときというのは「素直さ」を失ったときのようです。周りの声に耳を傾けず、自分の考えが正しいと思い込む。その傲慢さを改めるために、人は行き詰まるのかもしれません。

しかし、この「行き詰まる」ということも悪いことではないと思うのです。何かをやり遂げようと思えば、心身ともに一つのことに打ち込まなくてはなりません。そうでなければ、やり切ることはできません。でも、そうするとどうしても視野が狭くなる。そこで行き詰まって、状況を打開するために自らを省みるわけです。

つまり、行き詰まることも、そこから抜け出すことも、プロセスの一部なんだということなんですね。何が悪いというわけではなく、必要なプロセスなんです。その一連のプロセスを経ることで、人は成長するのだと思います。

私もこの先、何度も行き詰まると思います。でも、失敗したとき、行き詰まったときに、「自分は成長のプロセスにいるんだ」そう考えることができれば、少しは早く抜け出せると思うのです。

 

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