新社会人が真っ先に身につけるべき3つのスキル
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「何を勉強すればいいでしょうか?」
「どうやって勉強すればいいんでしょうか?」
「どんな本を読めばいいでしょうか?」
スキルアップに関して受ける質問トップ3です。
数年前までは「英語・会計・IT」が三種の神器と言われていましたが、「ホンマか?」と疑問に持たれている方も多いと思います。
『頭の回転数を上げる45の方法』にも書きましたが、これらのスキルはあくまでもアプリケーションなんですね。ウィンドウズ使うならワードとエクセルは使えるようにしようね、と言っているのと同じです。問題はアプリケーションをそろえたところで、「OSが古かったらどうもならん」ということです。
アプリケーションを使いこなすためには「OS」の性能を上げる必要があります。つまり、「運用能力」を上げるということですね。ビジネスパーソンのOSの能力を上げるためには、真っ先に3つの分野に取り組む必要があります。なぜ、真っ先かというと、時間がかかるからです。
- 書くスキル ビジネスパーソンにとって論理思考力は必須ですが、ロジカルシンキングの本を読んでも、論理思考力は磨かれません。論理思考力を磨くもっとも近道は「書く」ことです。論理思考力の高い人は、ある時期、大量に文章を書いていることが多いのです。論文などがそうですね。議事録でも、ブログでもなんでもいいから、とにかく書く!
- 読むスキル 何も速読できるようになる必要はありません。速く読めることよりも重要なのは、有益な情報を素早くさがして、それを「消化する」ことです。実は「書く」スキルを磨いていると、読解力が上がります。書く練習をしていると、「なぜ、ここに書くのか」「なぜ、こういう表現をするのか」を考えるようになります。それが読むときにも役立つのです。できれば、マンガやビジネス書だけではなく、自分の仕事の分野の専門書を読む。
- プロジェクトスキル いまほとんどの仕事は「プロジェクト型」で進められています。つまり「やったことがないことを、期限までにやる」ことが求められているわけです。しかし、ほとんどの人はプロジェクト型の仕事の仕方を知りません。誰も教えてくれない。というより、上司が知らない(笑)プロジェクトを回すスキルは、リーダーやマネジャーでなくても役に立ちます。思いつき上司に振り回されず、主導権を握ることができるからです。
新社会人の方でなくても、ぜひこの三つには取り組んでいただきたいと思います。労力をかけた分だけ、必ず見返りがあります。
プロジェクトスキルの基本が学びたい方は、こんなセミナーもありますのでぜひご参加ください。
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