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バーガーキングのリベンジ♪

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バーガーキング、6年前の撤退という悪夢へのリベンジが始まった。時は6月8日、記念すべき西新宿1号店には開店前に700人余りが列を作ったとい言う。この西新宿店はロッテリアの店舗だった店で店舗面積233㎡、77席の規模を持つ。

仕掛け人は、「クリスピー・クリーム・ドーナッツ」を手がけた元ファーストリテーリング社長で現在リヴァンプ社長の玉塚氏とロッテリア再建に尽力しているロッテ、そしてバーガーキング・ジャパンを率いるのはマクドナルド出身、日本ウェンディーズ元社長の笠氏。役者は揃ったという感じか。

バーガーキングと言えば、直火に拘ったワッパー。バーガー狂いで有名な不肖Eric(米国で1ヶ月ハンバーガーだけの生活を望んで行った経験あり。映画Super Size Meを20年前に実践!幸せな日々でした、、、)にはたまらない味。Wワッパーを食べると、アメリカをそして青春時代を感じさせる。(涙)しかも今回はさらにテリヤキワッパー(390円)を主力商品に掲げ、マクドナルドのメガテリヤキ(330円)に対抗するという。テリヤキといえば元祖であるテリヤキバーガー(300円)を擁するモスバーガーも忘れてはいけない。さらにモスバーガーは高級ハンバーガーである匠シリーズのニッポンのバーガー匠味において、デミグラスソースチョイスがテリヤキファンを取り込んでいる可能性も無視できない。しかし、直火のパテとテリヤキソースの相性は抜群。競合にとっては手ごわい相手の出現だ。

バーガーキングと言えば、やはり直径13センチの大きさが魅力。前回、日本に進出した時には、日本人にはでかすぎるのかなあとか値段が高いかなあと感じたが、350円のメガマックが67日間で1300万個もバカバカ売れるのを見る限り、状況はかなり変わっているのかもしれない。今あのメガテリヤキが食べられるなら、胃袋的にはワッパーは楽勝と言えるだろう。しかし、バーガーキングを相手にするなら、それだけでは物足りない。日本人も胃を鍛えてWワッパーを2個くらいぺロリと食べられるようになってほしいものだ。

前回の失敗を今さら分析する気もないが、ハンバーガー狂としては、あの直火の香ばしいワッパーが食べられると思うだけで、胃袋がジーーンときてしまう。欧米の食生活が年々浸透しているこの状況下で、バーガーキングの味が6年前より日本人好みになっている事を期待したい。そしてバーガーキングの出現で、マクドナルド、モスバーガー、ウェンディーズ各社がさらに美味しい商品を投入してくれることをさらに期待する。

バーガーキングの出店で、いろいろな所でマーケティング的な視点での論評が書かれているが、車に乗らずして車を批評する事なかれ、ハンバーガーを食べずしてハンバーガーを批判する事なかれだ。例えばマクドナルドはいつも批判の的。しかし週に何度も食べ続けていれば品質の向上には気づくはず。マクドナルドの企業努力は並々ならない。ちなみに、まだマクドナルドは作りおきしていると思い込んでいる人はいないだろうか?マクドナルドは"M4U:Made For You"という新システムを導入し廃棄の問題はもちろんの事、注文から可能な限り美味しいハンバーガーを提供する仕組みでさらなる顧客満足度を追及している。特に作り置きが致命的になるフィッシュ系のハンバーガーを是非、食していただきたい。マクドナルド、ウェンディーズ、モスバーガーと食べてみれば、その品質改善は明らかだ。もちろん店舗で食して比較していただきたい。以前は、バンズの表面に水滴がついてしなっとし、さらにフィッシュがふにゃふにゃになったフィレオフィッシュの姿は今はない!(なんで、こんなに熱くなってるんだ、、、、)

ハンバーガーの品質そのものが企業の姿勢を表し、顧客満足度を向上させる。そして品質でかつ企業がこのハンバーガー市場を勝ち残る♪(やはり熱くなりすぎ???)

しかし、、、せっかくダイエットしたのに、、、、、。

マック狂で有名なEricよりWワッパーへ愛をこめて♪

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