オルタナティブ・ブログ > C'est la vie >

デジタルとアナログの間を行ったり来たり

確定申告、滑り込み

»

 今年の確定申告(青色)を昨日提出できた。こんなに提出期限ぎりぎりなんて数年ぶり(汗)。

 電子申告とかe-Taxとかあるのは知っているが、今年は静観。楽になるのは分かっているが、大変なのは確定申告に記入する数字を出す前、つまり日常の振替伝票の入力および所得の内訳作成だと思う。前者はバッチ処理、後者は集計後の分析のようなもので、それなりに手間がかかる。

 日々の伝票入力が終わると収入と経費を入力するため所得が計上され、ここが申告のスタート地点。ここで出た数字から申告書にあれこれ記入していく。この課程では1年の収支および税制を実感することができるので、自筆での記入も1年に1度なのでそんなに悪くない経験だと思っている。所得から控除を差し引き、そこから課税金額を出し、再び控除があり、そこでシャキーンと差引所得税というものが出る。これが払うべき所得税なのだが、すでに吸い上げられた源泉徴収税額の方が多いので、還付して(返して)もらうことになる。ボーナスのない筆者にとってボーナスみたいなものだが、実質的には翌年の社会保険料代に回される。

 あと職業欄に「フリーライター」と書くせいか、確定申告前になると申告用紙と一緒に「文筆家等の平成□□年分所得税青色申告決算書(付表)」などというものが送られてくる(文筆家って、どう考えてもガラじゃないが)。これと似た記入票に「所得の内訳表」もあり、こちらでも用が足りる。違いを見てみると収入全体を「イ.原稿料および書き下ろし初版印税収入」と「ロ.印税、原稿料等の収入」と「ハ.その他の収入」で分けて記入してから合計を出すこととなっており、これで「ロ」、つまり昔の作品でどれだけお金をもらっているかが分かるようになっている。だが筆者には「イ」しか数字が入らない。なら単に「所得の内訳」を使えばよかったのかな?と今ごろになって思えたりして。それを出力できるソフトってあまりないし。

確定申告のイータ君 とはいえ、そろそろ来年はe-Taxにしようかな。e-Taxの特別控除は来年までだし、周囲に聞く範囲では数年前に比べると困難も少なく、システムも安定してきているようだし。

 そうそう。昨日はホワイトデーだったせいか、いろんな人からお菓子をいただけて感激してしまった。3月14日に外で仕事や取材があるといいことがあるらしい!

Comment(5)