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日本を環境立国にするために、ITベンチャーを飛び出して起業しました。

人生の8割の時間を快適に過ごすために

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人間は誰しも、仕事をしている時間が人生において大多数を占めています。たとえ仕事が好きであろうと嫌いであろうと、同じ時間を過ごすのであればなるべくハッピーに過ごしたいものですね。


たとえばお給料をもらったとき、それを自分のものと考えるのか、それとも他者から預けられたものとして考えるのかによって、その使い方は変わります。自分のものという考え方であれば、暴飲暴食したり、利殖に励んだり、いずれにしろ利己的に使うことになります。


そうすると、まだ足りない、もっと欲しいという欲求が顔を出します。もらったお金はどう使おうと自由なのですが、欲望は際限なく膨らむ一方で、気づくとお金以上に貴重な時間を浪費してしまうケースもあります。


一方で「金は天下の回りもの」として、この時点で自分に預けられたものとして考えます。自分がこのお金を有意義に使うことによって、よりよい仕事ができるように、もっと周囲に対してよい影響力を提供できるようになるために自己投資に使う人がいます。


そうやっていろいろ試行錯誤していると、そのうち天命ともいえるような機会に出会うことがあります。機会というのは他者からもたらされるもので、ちゃんと自己研鑽に励んでいる人というのはやはり他の人からも見られている場合が多いのです。


資本主義社会においては、仕事の報酬はお金で表せるかもしれません。でも、お金をキチンと投資に回してこそ、さらに大きな仕事という報酬が得られるのだと思います。


『言志録』第3条
仕事をする場合は、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行なうのが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない。

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