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CMS 'eZ Publish' の eZ Systems Japan 法人化へ

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 専門的なニュースで失礼しますが、狭い業界内では気になる話題と思いブログ記事に書きました。先週末、CMS「eZ Publish」を提供する eZ Systems AS(本社:ノルウェー王国)の日本オフィスであった eZ Systems Japan が株式会社として法人化したとのこと。

  CMS とは Contents Manegemant System の頭文字をとったもので、日本語では コンテンツマネジメントシステム または コンテンツ管理システム と訳すのが一般的で、その文字通りホームページ上の記事や画像等の情報 「コンテンツ(=ウェブコンテンツ)」 を管理するシステム及びそれを実現するソフトウェアのことであり、広義ではその仕組みや考え方を差す場合もあります。兄貴分とも言える Document Manegement System (文章管理システム) をインターネット上で応用したものと考えるとよりイメージが浮かびやすいかも知れません。

 「eZ Publish」は、エンタープライズ向けの CMS として大規模案件などに利用される傾向があり、デュアルライセンスと呼ばれる特徴の1つとして、無償で利用できるオープンソース・ライセンス(GPL)版、サポートの含まれた商用ライセンスを付与できるものがある様子。

Ez_japan
画像をクリックすると
eZ Systems Japan ウェブサイトが
立ち上がります

 eZ Systems Japan は、大手ウェブ制作会社ミツエーリンクス社内(東京都新宿区)にオフィスがあり、以前に幾度か勉強会に参加したことがあります。ただライセンスに関する変更などがあり、決して法人化まで平坦な道のりでは無かったように感じます。

 知人から eZ Publish 案件が増えているとは聞いていたのですが、今回の展開は少々驚きました。生憎、私が勤める会社では「Ez Publish」 は扱っていません。ただ別 CMS の動向もあわせて、今後、興味深いニュースがあれば採りあげたいと考えています。

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