データサイエンティスト(4)育成支援プログラム
不足するデータサイエンティスト育成のための様々な育成支援プログラムの取り組みが進められています。
文部科学省次世代IT基盤構築のための研究開発「ビッグデータ利活用のためのシステム研究等」採択課題では、「ビッグデータ利活用によるイノベーション人材育成ネットワークの形成」によるデータサイエンティスト育成ネットワークの形成、「ビッグデータ利活用によるイノベーション人材育成ネットワークの形成」によるスキルと実践を重視したビッグデータ・イノベーション人材育成プログラムの取り組みを行っています。
文部科学省大学間連携共同教育推進事業の文科省大学間連携共同教育推進事業「データに基づく課題解決型人材育成に資する統計教育質保証」では、具体的な分析の手順・方法と数理的基礎などの取り組みを実施し、東京大学、大阪大学等8大学、6学会(応用統計学会、日本計算機統計学会)、8団体(大学入試センター、日本科学技術連盟等)などが参加しています。
大学におけるプログラムもご紹介しましょう。
ビッグデータを活用した新しいビジネスモデルやユースケースの提案を最終目標とした事業支援をEMCが実施しています。会津大学ではベンチャー基本コースでビッグデータの買う超事例や効果、データ活用手順、分析手法などのレクチャーを行っていいます。
海外では、ヴァージニア大学のビッグデータ・インスティテュート(Big Data Institute)や、コロンビア大学のビッグデータに関する新しい修士コースの定量分析学(Quantitative Studies)などを行っています。
米国では、データサイエンスに関わる学科のページを開設しています。
コロンビア大学(Institute dor Data Sciences and Engineering)
ニューヨーク大学(Data Science at NYU)
2013年7月16日には、「一般社団法人データサイエンティスト協会」が発足し、データサイエンティストに必要となるスキル・知識を定義し、育成のカリキュラム作成や評価制度の構築などを行っています。
http://www.datascientist.or.jp/
2013年9月19日には、慶應義塾大学SFC研究所、アクセンチュア、ブレインパッドにより「データビジネス創造・ラボ」を創設し、ビッグデータの集計・解析手法に関する共同研究や、データサイエンティストの育成や教育カリキュラムの立案を行っています(ニュースリリース)。
・データサイエンティスト(1)データサイエンティストとは?
・データサイエンティスト(2)深刻化するデータサイエンティストの人材不足
・データサイエンティスト(3)IT事業者とユーザ企業の活用例