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【ブログ毎日更新2,000日の道のり】(4)クラウドコンピューティングとの出会い

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2008年6月ごろから、クラウドコンピューティングというキーワードをブログで紹介するようになりました。当時、このキーワードを聞いて調べたときに、このキーワードはこの先大きなテーマになるというのは直感的に感じていました。

当時、クラウドコンピューティングというキーワードはそれほど浸透していた言葉ではなく、このような曖昧な言葉は、バズワードでいずれ使わなくなるという意見をよく耳にしました。

AWSやセールスフォースなどの一部の企業がこのキーワードを使っていただけで、当時、日本のIT企業がこのキーワードを使われることはほとんどありませんででした。社内外に話をしても、理解されることは少なかったと記憶しています。

当時、ITmediaエンタープライズにNGNの特集記事を担当しており、思い切って、2008年7月22日の最終回の記事で「クラウドコンピューティングの実現とNGNの役割」というタイトルでの記事を寄稿しました。

この記事は、自分にとっては大きな転換期となりました。

当時、NTTグループでは「SaaS over NGN」というキーワードを推進しており、クラウドコンピューティングとNGNを絡めて書くことが、受け入れられないのではないかと心配しつつも、勇気を持って寄稿した記憶があります。

この記事への反響は思いのほか良く、別の機会でご紹介しますが多くのお話をいただくことになりました。この時期を前後して、ブログでも「クラウドコンピューティング」というキーワードを多くとりあげるようになりました。

まだ、誰もあまり踏み込んでいない「クラウドコンピューティング」を自分の専門領域にし、この分野をもっともっと情報収集をし、ブログで発信していこうと決意し、実行に移した時期でもありました。

 

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