Snapchat改めSnapのシュピーゲルCEOの近況(スーパーモデルと婚約とか)
Snapchatは、日本ではあまり普及していませんが、米国ではDAUでTwitter超えといわれ、若者の指示を集めている動画SNSです。
でも、ゴシップ好きな私はサービスよりむしろ、26歳の不遜なCEO、エヴァン・シュピーゲルの動向に興味津々。
昨日記事にしたSpectaclesの発表も、自社のブログなどよりも先に、WSJのインタビューで紹介させておいて、(現地の)金曜日の深夜という、普通の企業では考えられないタイミングで、社名変更というおまけつきで発表しました。たぶん、独自の美学があるんでしょう。
Spectaclesは、かなり長い準備期間を経ての発表のはずですが、「これはおもちゃさ」と言い、なぜまたハードウェアを?といいう質問には「だって楽しいから」と笑いながら答えるシュピーゲル。
この人の生い立ちについてはこちらのブログで紹介しましたが、プライバベートなことはあまり公開しない人です。公式Twitterアカウントには公開投稿は今は1つもない(以前投稿していたものはすべて削除されている)し、会社の公式サイトには「About Us」コーナーがありません。
WSJのインタビューでも、会社やサービスのことについては説明するのに、プライベートに立ち入ろうとすると神経質そうな笑顔で「自尊心を傷つけるのが得意なセラピストと話しているみたいだな」と言ってはぐらかしています。
それでもインタビュアーのセス・スティーブンソンがききだしてくれたことの一部を紹介すると、育ったのはロサンゼルスのはるか西にある高級住宅街、パシフィックパリセーズ(両親は弁護士)で2人の妹がいて、愛読書は「存在の耐えられない軽さ」だそうです。
スーパーモデルで元オーランド・ブルーム様の妻だったミランダ・カー(33)と付き合っていることは有名で、カー自身は自分のスナチャ(Snapchat)で婚約を発表していますが、このことにスティーブンソンが触れると「彼女を愛しているし、彼女は僕のインスピレーションだ」とは言ったものの、婚約については触れなかったそうです。
まあでも、ホワイトハウスの晩餐会に連れ立って来るほどの仲ということです。
Snapchatの利用者数も順調に伸びており、初のハードウェア製品Spectaclesも(まだ発売されていませんが)メディアにはまずまずの評判。プライベートでも素敵な彼女がいるという、我が世の春なシュピーゲル。
Facebookの執拗にもみえるまねっこやプライバシー問題など、前途多難ではありますが、この不遜なワカモノがどう成長していくのか、これからもウォッチしていきたいです。