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Twitterも人力キュレーション「Project Lightning」を今秋スタートらしい

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米Buzz Feedの「これがTwitterの極秘プロジェクト"Lightning"だ!」というBuzz Feedらしいタイトルの記事が(米国で)話題を呼んでいます。

おおまかに説明すると、公式アプリに新しいLightningボタンがついて、これをタップすると今話題のイベントや事件の一覧が表示され、興味のあるイベントをタップするとそれについてのツイートがまとめて読め(視聴でき)ます、というものらしいです。

たとえばグラミー賞みたいにいっせいにツイートされるイベントがあると、そのイベント特集のページみたいなものができて、スワイプしながら関連ツイートを読んでいける。

ハッシュタグで検索したり、トレンドで見るのとの大きな違いは、アルゴリズム+人力キュレーションでセレクトされた面白いツイートだけを読める(見られる)ところ。なにしろグラミーとかだと膨大なツイート数ですから、これはいいかもです。

人力キュレーション、なんか最近どっかで見ましたね。そう、AppleがWWDCで発表した「News」。あと、日本では関心が低いので記事にしませんでしたが、SnapchatのLive Storiesにも人力キュレーション入ってます。さらに、これはちょっと趣旨が違いますが、今日記事でご紹介したGoogleの「YouTube Newswire」も人力です。

なので、4番煎じくらいではありますが、TwitterのAppleやSnapchatと違うところは、Twitterにログインしていなくてもこのツールを使えるところ。コストロさんは折にふれて「MAUが増えないって言うけどさー、Twitterってログインしないで見てる人がたくさんいるんだってば」と言ってたので、新ツールでログインしないで見てる人を取り込むのが目的の1つっぽいです。

それに、当然、広告を入れますよね。

例えばスーパーボウルのCM、テレビ並とはいかなくても、高くできそうです。だって、スーパーボウル中のツイート数ってすごいですから、そこにCM入れられれば、ねえ。

日本だったらジブリ映画放映中のLightningに封切り間近なアニメ映画のCMを入れるとか。あけおめツイートの合間に「初詣は浅草寺へ」とか。

Twitterユーザーはタイムラインのアルゴリズム変更をものすごく嫌うようですが(そういう記事を書くと「余計なことするな」的RTがたくさん)、ボタンで起動する別ツールなら文句もないでしょう。

人力キュレーションのためにどのくらい人材を採用するのか分かりませんが、コストロさんはこの新ツールを今秋に提供開始する予定だと言ってるので、日本でもそのうち求人があるかも。スピードとセンスを問われそうな仕事ですね。

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