サーゲイ・ブリンの浮気問題で彼女が鬱に
ゴシップ好きではありますが、この話は痛々しくてあまり気が進まない。でも、VANITY FAIRにGoogleの共同創業者サーゲイ・ブリンの浮気と奥さんのアン・ウォジスキさんとの別居についてのすごく長い記事が出ていたので、紹介せずにはいられません。
昨年8月にこのブログで、ブリン夫妻が別居中、という話を書きました。
その時は、好青年のヒューゴ・バラをふってブリンに走った女性が誰かは知らなかったんですが、Google Glassの“チアリーダー”、以前記事でも紹介した、Glassプロジェクトの製品マーケティングマネジャーのアマンダ・ローゼンバーグさんでした。
あの記事を書くとき、彼女の投稿を読んでなんてユーモアがあって元気な感じの人だろうと思いました。写真も聡明そうで可愛らしい。Glassプロジェクトで同じ目標に向かううち、サーゲイとひかれあっちゃっても仕方なかったかもしれません。
(下の写真左がアマンダさん。右はGlassチームのデザイン担当、イザベル・オルソンさん。)
VANITY FAIRによると、アマンダさんはプロジェクトに一所懸命で、母親層にGlassを使ってもらうために2児の母でもあるアンさんにいろいろ相談し(そのころはまだヒューゴの彼女だった)、2人も親しい友だちだったそうです。
ヒューゴが北京に行ったのは、アマンダさんにふられて心機一転、というのではなく、「一緒に行こう」「ごめんなさい」だったともVANITY FAIRは書いています(ゴシップ誌とはいえさすが老舗、ていねいに取材してます)。
ブリン夫妻は別居はしていてもまだ離婚はしておらず、アンさんは(子どもたちのためにも)離婚はしたくないようです。サーゲイだって自分のパーキンソン病問題を解決するためにもアンさんの元に戻ればいいのに。
アマンダさんは1月に自分のGoogle+の投稿で、鬱病の治療中だとカミングアウトしました。もちろん「不倫に疲れた」とは書いていませんが、周囲が皆彼らの関係を知っている職場で働くのは、いくら職場恋愛にオープンなGoogleでもつらいでしょう。「(病院に)助けを求めたのは人生で最高の決断だった」「鬱の真っ最中だけど、鬱のときはとじこもっていないで打ち明けた方がいいはず」と前向きで健気です。
泣かせるのは、アマンダさんのこの投稿を、遠い北京からヒューゴがリシェアしていること。今からでも遅くないからアマンダさんは北京のヒューゴの胸に飛び込んだらいいと思うな。彼女のセンスはXiaomiのためにもものすごくいいと思うんだけどな。