毎日使うものをおざなりにすると知らないうちにすさんでしまう
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そんなことを思ったのは、少し前に読んだWiredの記事の影響です。
Googleで社員が使う開発環境の開発にたずさわるGoogler、メロディ・メクフェセルさんの仕事に対する取り組み方(かっこいいんだこれが)を紹介した話なんですが、開発がすべてな企業なだけに、その環境はすばらしいもののようです。門外不出の社員だけが使う環境が、もしかしたら製品よりもすごいのかもしれません。
私は開発のことはさっぱり分からんのですが、例えばC++の150万行のコードのコンパイルが23秒でできちゃうんだそうです。それがすごいことかどうかも私には分かりませんが、新参Googlerはこのスピードが信じられずに笑い出しちゃうそうです。
Googleはオフィス環境も働きやすくなるように力を注いでいることで有名ですが、開発道具も同じようにとっても大事に考えているわけです。
毎日使う道具が快適で、問題があってもすぐに改善されると、社員は自分が大切にされていると感じることでしょう。
反対に、外からは見えないものだからといってイントラネットや開発ツールをおざなりにしていると、使い勝手の悪さがもたらす不快感が毎日毎日静かーに澱のように心に沈殿していき、あったかもしれない愛社精神も萎えていきます。
ま、私はフリーターなんで関係ないですが、個人でも毎日使うものはきちんとしておきたいなと思ったわけでした。
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