CNETを辞めた敏腕記者、新興メディアThe Verge入り
»
CNETが親会社の圧力で係争相手の製品をCESアワードから外した件の続報です。
あの騒動に嫌気が差してCNETを辞めたグレッグ・サンドバル記者が、新興メディアのThe Vergeのオファーを受けてシニアリポーターとして入社したそうです。本人が個人ブログで「救われた」と言ってます。
The Vergeは2011年立ち上げとまだ若いですが、Engadgetの編集長だったジョシュア・トポスキーやライターのニレイ・パテルなどが作った気鋭のメディアです。VOX Mediaという会社の子会社で、独立メディアではありませんが、親会社に口出しさせるようなことはないでしょう。だって、トポスキーたちがEngadgetを離れたのは、親会社のAOLが買収したHuffington Postのアリアナ・ハフィントンを統括者に据えたのを嫌ってのことだったんですから。
下に貼ったのは、サンドバルが自分のブログに掲載したThe Vergeの写真。中央に座ってるのがトポスキーです。なんか、自由な雰囲気です。
The Vergeは私もいつもお世話になっているメディアなので(冷静で客観的でトバシが少ないから)、サンドバル記者のこれからの活躍が楽しみです。
SpecialPR