Googleのファビコンが青1色になった　マリッサさんの置き土産がまた1つ消える

仕事柄（ネット上のネタを拾って記事にするという安易な生業です）、Webブラウザのタブはいつも目の前にあります。そのわりに気付かないのがファビコン（タブについてるちっちゃいアイコン）の変化。

おとといくらいからですか、Google関連サイトのタブのファビコンが変わっています。青地に白抜きの小文字のgに。

変わってみると、今までどんなんだったか忘れちゃうんですが、この部ログで結構ファビコンを取り上げてきたので分かりました。最初は白地に青い大文字のGだったんです。これが2008年6月からグレーに青い小文字のgになり、2009年1月からつい先日までは4色バックに白抜きのgでした。



並べてみると、Chromeのタブのデザインも随分変わったんですねぇ。ま、ここはタブの形は置いておいて、ファビコンです。4色のファビコンは、デザインにこだわるマリッサ・メイヤーさんが「Googleの4色をうまく使っている」として一般ユーザーのデザインを採用したものでした。マリッサさんがデザイン関連から地域情報サービス担当に移ってから徐々にこの4色は消えていき、今ではGoogle検索のロゴくらいになっています。ファビコンの変更で、また1つ彼女の足跡が消えた気がします。去る者は日々に疎し。

ところでYahoo!のCEOになったマリッサさん、Googleのいいところを踏襲してフリーランチやオフィスのレイアウト変更などをしているそうです（カーラさんより）。そして、自分の片腕になってくれるCOOを探し中だとか（これもカーラさんより）。Googleの誰かを呼びたいところでしょうが、なかなかそうもいかないようです。