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海外記事、ブログ、記事にならない情報について、ITmedia エンタープライズ海外記事担当から一言

サービス名はなるべく途中で変えないでほしいけど

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少し前にMicrosoftが「Metroスタイル」という呼称をやめると言ったがありました。記事にしたからには続報も出さなくちゃと毎日チェックしているのですが、先週末に決まるはずだった新名称はまだ発表されていません。

Microsoftは「訴訟とかそういう話じゃなくて、Metroはコードネームだったから」と言ってますが、実際のところは商標登録とかをチェックしないでつけちゃって、今になって、あ、ドイツの会社名にあるじゃん、ということになったんだろうというのがもっぱらのうわさです。

Appleはアイホンと合意してiPhone」の名称を変更しなくて済みましたが、世界規模で売る製品の名称は、世界規模で確認しないといけないから大変ですね。

ところで、今日はまたMicrosoftがサービスの名称を変更しました。モバイルアプリストアです。日本ではほとんどなじみがないので話題にもなりませんが、「Windows Phone Marketplace」→「Web Marketplace」→「Windows Phone Store」に変わりました。事情は分かるんです。「Windows Store」と「Office Store」に合わせるんだと。でも私は脳みそのキャパが小さいので、あんまり名前を変えてほしくないのです。

そうそう、Googleもいつのまにか「Google Checkout」を「Google Wallet」にしちゃいました。私は「Google Wallet」はNFCを使うモバイル決済サービスの名称、と覚えていたので、Chekoutが一緒になったことでちょっと混乱しました。

次に名前が変わるのは「GALAPAGOS STORE」じゃないかと思ってます。もう忘れちゃった人もいると思うんですけど、そもそも「GALAPAGOS」はシャープ(涙)が2010年に発売したメディアタブレットの名前です(ああやっぱりそんな名前をつけたからかな涙)。その後、メディアタブレットやらスマートフォンの名称としての「GALAPAGOS」は消えていき(私は今でもGALAPAGOS 005SHを使ってるんですけどねっ)、Android端末向け電子書籍ストアの名称として残ったのです。

で、今日、iOSアプリ「電子書籍 GALAPAGOS」が出たわけですよ。iOSユーザーのみなさんは、不思議でしょうね。なんでGALAPAGOSなんだろって。

でも、名前を変えるのにもいろいろお金が掛かるので、やっぱりそれはないかな。シャープ、がんばってください。

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