iPhoneアプリにiAd用の空白スペースがー
iPhoneユーザーの皆さま、iOS4へのアップデートは終わりましたでしょか。SIMなし3Gくんのアップデート、あまりに時間がかかるので途中で放置してきてしまいました(お留守番中)。本当はさきほど掲載した「Apple、iOS 4へのアップデートに伴いプライバシーポリシーを改定」という記事で使う画面をキャプチャしたかったんですが、時間切れに。
そのプライバシーポリシー、「サービス向上のためにAppleとサードパーティーはあなたの正確な位置情報を収集します」という項目が追加されました。これまでもユーザーの位置情報は収集していたはずなので、OSアップデートを契機に明示したということだと思います。サービスには広告も含まれるわけで、iAdでも最大限に活用されるんでしょう。
iAdのスタートは7月1日からですが、iLoungeが「iAd用の広告スペース」を見つけました。記事で紹介されているAvantarの「OneTap Movies」というアプリを自分でもインストールしてみたところ、OSのアップデート前だったので、左図(iLungeからの転載)の「Test Advertisement」という部分は空きスペースになっておりました。7月1日からはここに、コンテンツと関連性の高い広告が掲載されることでしょう。位置情報提供をオプトアウトしていなければ、最寄りの映画館の広告だったりするんだろうなぁ。ちょうどその映画館に映画を見に行くつもりでいるときに、そういう広告で「おみやげつきの割引チケット」とかをゲットできたら、確かにちょっと嬉しいかも。でも、その嬉しさと引き替えにどんなデータがとられて、どこをどうたどって何に使われるのか分からないというのはやっぱり気持ち悪いかも。
それに、私のように行動に一貫性がなくて好みもはっきりしてなくて成り行きで生きてるようなサンプルのデータはあんまり役に立たないだろうなぁと思うと、申し訳なくもあります。Amazonで本を買うようになってかれこれ10年以上たちますが、いまだに「なぜ私にそのような本を!?」と思うようなリコメンドを受けるのは自分のせいなんですよねぇ。