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本当にやりたいことがある人にとってはCEOはただの雑用係?

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 Operaの創業者ヨン・フォン・テッツナーさんがCEOを辞めるというのでちょっとびっくりしたのですが、どうやら会社経営を任せられる人がみつかったので、自分は好きなこと(戦略をたてたり開発にかかわったり)に専念する、ということのようです。

 12月にはCanonicalのシャトルワースCEOも同じような発表をしています。

 イノベーティブで、自分がやりたいことがはっきりしている人にとっては、会社の経営などはただの雑用なのかもしれません。でもうっかりVCなどにCEO選びを任せると好きなことができなくなる可能性もあるので、仕方なく自分で会社を背負っているという人も多いのかも。

 Googleのサーゲイ・ブリンとラリー・ペイジにはエリック・シュミットがついていて、1つの理想形なんだと思います。Appleのスティーブ・ジョブズのようにイノベーティブでかつ経営能力もある(つか権力好き?)人は希有でしょう。

 テッツナーさんもシャトルワースさんも、それぞれ数年間苦労を共にして信頼関係を作った相手がいたからこそ、安心してCEOを辞めることができるんでしょう。人間関係って大切ですね(ぼそ)。

 「Opera 8が4日間で100万ダウンロードを達成したら、ノルウェーから米国に泳いで渡る」なんて宣言しちゃうおちゃめなテッツナーさん(見た目も熊ちゃんみたいでかわいい)には、これからもOperaの看板として活躍してほしいものです。

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