2007年にAppleのジョブズCEOがPalmのエド・コリガンCEO(当時)に対し、「お互いの社員をひっこぬきあうのはなしにしよう」と提案し、断られたという話をブルームバーグがすっぱぬきました。“according to their communications”と書いてあるんですが、録音なんだか紙なんだかどういう経路で入手した情報なんだか、謎につつまれておりますがありそうな話ではあります。“情報筋”によると、米司法省が両社の雇用に関して調査中とのこと。
Windows PhoneやBlackBerryは眼中にない感じのジョブズがこれだけPalmを警戒しているというのは、ルービンシュタインをそれだけ評価しているということなんでしょう。
そのcommunicationsは、“iPodの父”ジョン・ルービンシュタイン(現在はPalmのCEO)がPalmに移った、AppleがiPhoneを発表する2カ月前に行われたということです。ジョブズはコリガンにルービンシュタインがAppleの社員をリクルートしていることを心配しており、「われわれはこれを阻止するためにできるだけのことをする」と言ったということになっています(ブルームバーグが入手したcommunicationsにはジョブズの申し出の詳細は含まれていないそうです)。ルービンシュタインはカリスマなので、ジョブズが心配するのも無理はありません(実際その後Apple→Palmは多数あったし。でもそれまでもあったし)。
コリガンはこれに対し、「個人の希望を無視してお互いの従業員を採用しない協定を結ぼうというあなたの申し出は、正しくないだけでなく違法です」とcommunicationsで言ったそうです。特許違反で提訴されたり圧力をかけられたりするだろうということを覚悟の上でのお断りだったんでしょう。コリガンらしいです。
関連リンク
おつかれさまでした、エド
Appleに逆襲:Palm、webOS 1.1アップデートでiTunesシンクを復活
Apple、iTunesのアップデートでPalm Preを締め出し
Special
- PR -オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

富士通元社長の山本卓眞氏が残した次代へのメッセージ
Facebook就活はもう古い?
東北をコットンの生産地としてブランディングしたい──リー・ジャパン・細川取締役
東北から始まるイノベーション
貧困国の雇用を創出する印刷屋、丸吉日新堂印刷の挑戦