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Googleカフェインの謎

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 昨日記事になっていたGoogleの“次世代検索技術”カフェイン。つらつら試しているうちに、ちょっと変な傾向が見えました。「language」で比較してみたら、従来版では3番目に出てきたYahoo! Babel Fish(オンライン翻訳サービス)が、カフェインでは最初のページに出てこないんですよ。以下意識的に選んだ検索結果です(最初のページしか比較していません)。

 「search engine」で4番目だったBingが消えた。
 「operating system」でなぜか2番目にWindows Vista home pageが(従来版ではWindowsはでてこなかった)。
 「office suite」で出てこなかったGoogle Docsが4番目に浮上。
 「free mail」でYahoo! Mailが出てこなくなった。

 Googleは「これはずっと前からやってるプロジェクトでMicrosoftとYahoo!の提携とは全然関係ないです」と言ってますが。こんなことを検索するなんてちょっと性格悪いぞとも思いますが。たまたま、なんでしょうか。

 あとは、なんとなくWikipediaの優先度が低くなってニュース結果が上にきたような気がします。ショッピング結果が出なくなりました(これは一時的なものかも)。

 ついでに「don't be evil」を検索したところ、上位4位までは同じで、若干違いはありますが特徴は見いだせませんでした。

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