「Google Chromeのプライバシー問題」ビデオの説得力
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米国は初の黒人大統領誕生で一色な今日でが、それには全然関係なくChromeのプライバシー問題を訴えるビデオを見て感心しました。Chromeを開いたウィンドウの下にEffeTech HTTP Snifferというツールを開いて、Chromeでの操作がGoogleのサーバに送信されている様子を示していくというものです。
例えば「大統領を殺してやる」と検索ボックスに入力するとリターンキーを押さなくても全部サーバに送られてしまうのでした。しかもサーバに保管されちゃうので、暗殺事件でも起きたらば、しょっぴかれるやもしれません。
あとはincognitoモード(プライバシーモード)にしてから(たとえばエッチサイトとかの)URLを入力すると、それもサーバに送られてしまうのでした。これをビデオでは、わざと「eebay.com」と入力することで説明しています。「もしかしてebay.com?」ときいてくるってことはincognitoモードでも監視してるんじゃーん、というわけです。
これまでもChromeのプライバシーの扱いには問題あり、という記事を何度か掲載していますが、こう具体的に上手に説明されると説得力があります。
当選後初の感動的なオバマさんのスピーチをききながら、これから大変だなぁと同情している澤でした。
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