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Wiiリモコンでセカンドライフを楽しむ

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 ようやく日本語化され、東洋経済でも大特集しているセカンドライフ。「あんなのだめじゃん」旋風も吹き荒れていますが、おもしろいサービスも生まれています。

 O'Reilly Radarにひっかかったのは「WiiController4SecondLife」というオープンソースソフト。公開されたのは4月とだいぶ前なのですが、O'Reilly Radarで紹介しているこのソフトとトレッドミルとWiiリモコンを使ってセカンドライフ内を走っているビデオはちょっと楽しそうです(うまくコントロールできないで看板にぶつかったりしてるけど)。

 Wiiリモコンでどこまで操作できるのか、そもそも「普通の人」でも簡単に設定できるものなのかも分かりませんが、アバターの操作が今より簡単になっていけば、もうちょっと楽しくなりそうです。別にセカンドライフで「ソーシャル」な活動をしなくても、単調なジムでの運動が楽しくなればそれはそれでいいのでは。

 本来ならまだ、プログラムできる人たちが可能性を試して遊ぶ時期なのに、大企業進出が先行してしまったことで早々に「だめじゃん」レッテルがはられてしまうのはもったいない。個人やとんがった企業がおもしろいプログラムを公開してくれ続けるのをながーい目で見ていきたいと思います。

 定年退職して時間がいっぱいできるころには楽しいサービスになってるかも、と気が長過ぎる澤でした。

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