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CNNでこきおろされるZune

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 見ていただいたほうが早いかと。CNN American MorningでNew York Timesのアンドリュー・ロス・ソーキン記者がZuneを紹介。司会の女性は、「私が持っているshuffleのほうがいいでしょ? ほら、こんなに小さい」と言い、司会の男性は、デザインが「ダサい」と2回も。

 New York Times、Wall Street Journalの御大だけでなく、Zuneははさらに、PC Magazineの有名コラムニスト、ジョン・ドボラック氏まで敵に回してしまったようです。

 PC Magazineの連載コラムで、「Microsoftの音楽プレーヤーに未来はない」“Zune Swoon”と結論付けちゃってます。

 もっともこのドボラック氏はもともとカミツキ型の人で、Macユーザーも敵に回していたんですが、今回はレビュワーに供与された「Zune Reviewer Kit」の許諾条項に問題があったようです。詳しくはリンク先をお読み下さい。Zune本体についてはほとんど触れてすらいません。10月3日に、自身のブログで「ZuneはiPodの売り上げにまったく影響しない」と書いているから十分だと思ったのでしょうか。

 その理由は、

1. It's not cool and never will be.
2. The Zune will be locked down tighter than the queen's knickers.
3. Wi-Fi song sharing will not catch on in public.

だそうです。(2)の表現が下品ですね。

 ああ、TechWebもZuneのFirst Lookレビューをしていますが、「iPodのイミテーション」「タッパーウェアに入ったiPod」と評しています。「iPodを知らない人ならけっこういいかも」ですって。でも、MS製品なので、後でいいのを出してくるのでは、という予想はポーグ氏やモスバーグ氏と同じ。

特集:ベールを脱いだMicrosoftの「Zune」

 以上、松尾でした。

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