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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

合宿形式で行ったデベロッパーキャンプが熱かった!

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先週末の3月9日、10日、船橋にて、合宿形式のデベロッパーキャンプを実施しました。通算21回目となるこのイベント、「キャンプ」と銘打っていても、本当にキャンプしたのは初めてです。

今回このような形態にした理由はいくつかあって、ひとつには、FireMonkeyという新しいフレームワークが登場して、DelphiC++Builderのエキスパートでも、じっくりと新しい技術を学ぶ時間が必要だったから。そして、そういう機会は、このようなイベントでもない限り、なかなか日々の業務に流されて持つことができないということもよく聞いていました。

もうひとつ大きかったのは、ちょうど1年前の震災直後、多くのイベントが中止に追い込まれる中、「とにかくできる形態でやろう」と実施したデベロッパーキャンプの存在です。あのとき、交通の不安がありながらも、決して少なくない開発者が会場に集い、懇親会にまで参加していただきました。そして、そこでいただいたのは感謝の言葉でした。

このような開発者向けイベントには、開発者を元気にするという使命もあるんだ、と実感した瞬間でした。

ということで、徹底的にキャンプして、コードを書いて(ビジュアルツールなのでタイプ量は少なくて済みますが)、一緒に飲んで、ソフトウェア開発について語り合う機会を作りました。

今回も、コミュニティの皆さんに講師を担当していただきました。

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そして、夜には、そのFireMonkeyの演習です。

21dcamp_02

その後懇親会場へ移り、翌朝のDelphiクイズの解答者を決める悪魔のじゃんけん大会が行われました。宿泊施設に戻ってひと汗流したあとも、深夜まで語り合うという盛りあがりでした。

ちなみに、今回のキャンプの模様は、Webセミナー形式でも配信され、2日間で延べ200人近くの方に聴講いただきました。また、会場のビデオ映像はUstreamで配信しており、こちらについても、1000人を超えるユニーク視聴者数を記録しています。

ところで、今回利用した会場は、社員研修などで利用される宿泊施設付きセミナー会場です。これまで盲点だったのですが、宿泊込みだとかなり安い値段で借りることができるので、宿泊費を実費負担していただくぐらいで、十分従来同等のイベントを合宿形式で開催できます。

施設の方に伺ったところ、社員研修をメインでやっているので、口コミとかが中心で、あまり宣伝していないんですよ、ということ。でも、高速ネットワークをはじめ、すべての必要な設備があって、実際、満点の評価でした。1Fには、200名近く入る講堂もあるし、ここなら、通常のデベロッパーキャンプ+合宿研修っていうのもありかも、と考えています。

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