アジア冬季競技大会:クロカン表彰式に押しかけ、恥をかくの巻
2/3のクロスカントリースキーは女子5キロクラシカル、男子10キロクラシカルが行われ、石田正子選手が金メダル、夏見円選手が銀メダル、吉田圭伸選手が金メダルを獲得した。
吉田選手は前日の15キロフリーに続き2冠!写真はこちら↓
http://www.orienteering.com/event_report/2011/0203-2/index.html
その前日の男子15キロフリーの表彰式でのこと。カザフスタンの記者から、「金メダリストと記念写真を撮ってあげるから僕についておいで」と言われた。
本当は私は入っていはいけないスペースではあるのだが、前日に金メダルをかけさせてもらうなどの暴挙に出ている私は、戸惑う他の日本人二人の背中を押して、ついて行った。(本人の名誉のために言えば、堀江は裁定委員なので、入ってよいエリアだと思う。)
ちょうど吉田選手がオーストリアのテレビ局の取材を受けていた。すると、「どなたか通訳してくださいませんか?」と吉田選手が言った。
えっ?!
確かにアークコミュニケーションズは高品質の通訳サービスを行う会社である。しかしながら、私は通訳者ではない。しかし、このシチュエーション、私がやるしかないんだよね。トホホ・・・・
皆様へのお願い:通訳サービスの品質は社長の通訳能力の品質とは関係ありませんのでご理解ください。
旅の恥はかき捨てというが、かきたくない恥であった。やっと通訳が終わり、記念写真とをろうと思ったが、引き続き成瀬選手の通訳をすることに。
その間、堀江たちは・・・
実は、成瀬選手、英語がお上手だ。子どもの頃喘息で、健康のためにクロスカントリースキーを始めたそうなのだが、えーっと、喘息って、英語で何というんだっけ?うちの息子も喘息だが、たしか薬の袋にAで始まり、Mで終わるような文字が書いてあった気が・・・なんて思っていたら成瀬選手ご本人に「Asthma」と教えていただいた。帰りのバスで韓国の選手と英語で団らんしているのを聞いても、「え~、私が通訳する必要なかったじゃない!」と恥の大きさを確認したのであった。
その成瀬選手と
吉田選手、成瀬選手、メダル獲得、おめでとうございます。
実は昨日私一人で帰国した。あれっ?気が付いたらなんだかスキーオリエンテーリングのことをほとんど書いていないぞ(笑)次回はスキーオリエンテーリングの記事を!
今回初めてアジア大会に種目として採用され、オリンピック種目となるための一歩をさらに踏み出したところ。8年連続全日本チャンピオンはこの人。