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受注をする上での5条件

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営業としてこれを押さえておかなければ絶対トラブルになるという5要素がある。営業出身の社長が営業1年目の私に親切に教えて下さったことだ。それは・・・・・

・価格
・納期
・数量
・仕様
・支払い条件

言われてみるとしごく当たり前のことだ。

だが、異国の地の中国で一生懸命営業活動していると、交渉の過程でなんだか曖昧なままにしている項目があったりするものだ。受注の時に必ず確認するありがたいチェックリストとなった。

その後、中国から帰任して、社長直轄の営業管理の仕事をしていてもこのチェックリストは役に立った。

百戦錬磨の営業が、ディスカウントをクライアントに提案するために電話をかけてくる。社長の判断を仰ぐために、「それで値段以外の他の4条件はどうなっているんですか?」とひとつひとつ質問していくと、意外なことに営業がしどろもどろしてくる。「えっ、私のようなヘボでなく、トップセールスでもこんなことがあるんだ」とびっくりした。

「取りたい!」と熱が入ってしまう案件になると意外に冷静になれないもの。こういうチェックリストって、ちょっと俯瞰したい時にとっても便利なお助けツールですね。

もっともメーカーだと「仕様」といっても色だとかアクセサリーありなし、のような簡単なものだけど、サービス業において、たとえば開発案件なんて、仕様という一言で片付けてほしくないくらい確認しなければいけないことはたくさんありますけどね。

ところで、そうやって受注したプロジェクトを制作(開発)責任者としてマネジメントをする上で必ず押さえなければいけない3要素って何か知っています?

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