SunのCEO交代
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プレスリリースによると、ジョナサン・シュワルツ氏がSunのCEOに就任したそうです(マクネリ氏は会長職に留まる)。当然の動きではあると思いますが、ちょっと遅すぎたという気もします。ここ数年のSunの動きを見ると、戦略の方向性は正しいが、すべて取りかかるタイミングが1~2年遅いという印象を受けます(唯一の例外はCoolthreadsによるマルチコア・マルチスレッドの推進でしょうか?)
やはり、一時代を築いた企業が成功体験に過剰にとらわれずに変化し続けるのはとても大変なことだと思います。いわゆる「自らの成功の犠牲」("victim of its own success")です。このあたりについて昔書いたコラムで、SunもMicrosoftの変わり身の速さを見習ってほしいと書いたのですが、Microsoftも最近は変わり身の速さを維持できているのかちょっと懸念があるところであります。
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