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起業している55%の若者(35歳以下)が資金50万円以下スタートという事実

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先週開催と時間が経過してしまいましたが、起業家とベンチャーキャピタリストによる「起業あと押しナイト」(The First Penguin [主催])に参加してきました。起業したいけどできていない人の後押しをするという趣旨です。

内容をここでまとめなくても、素晴らしいまとめがアップされているため、
http://makoto-tanaka.com/business/5858/
感想としてお伝えしたいと思います。

ご登壇者
・エウレカ代表取締役CEO 赤坂優氏
・グロービス・キャピタル・パートナーズ パートナー 高宮慎一氏
・Supership 取締役 古川健介氏

■起業している55%の若者(35歳以下)が資金50万円以下スタートという事実

資金を貯めてからというのが堅実なようで、実はそうでもありません。資金50万円以下で起業している方が半分以上だそうです。

雇用するとなったらまた別の判断が必要ですが、自分で世の中に切り込みたいサービスアイデアがあれば、会社員のままでも始めることができますし、場合によっては、必要と思われる開発については自分で作るスキルを身に付けてしまうというのがベストかもしれません。とは言え、資金が先立って必要な場面では、昨今、クラウドファウンディングやVCも充実しています。ただ、国が認可する補助金については、「想定外な発想力」を求めたものを迎えているわけではないので、資金に頼らずどうしたら自力でできるかを考えるのが早道です。

■経験を積んでからというのでは遅い

世の中の大半の人が慎重に経験を積んでから起業すると思われがちです。ただ、ITサービスの技術は経験値が必要ですが、アイデアは経験値とはリンクしません。また技術の進歩も当然ながらIT界隈はあっという間。いいと思ったアイデアは既に古かったとならないように、いますぐ手持ちの駒で進めてみるのがよさそうです。

何よりも、「やらない人が多すぎるから、やったもの勝ちなんだな」という結論になりました。学校では受験のために必死で勉強してきた人も、社会人になってからは会社内の出世や給与だけをモチベーションに、休日まで新サービスを検討したり、事業を考えたりという人はほんのわずかです。

スポーツ業界や受験と比較すると、徹底してやるということは少ないかもしれませんが、その分手を挙げればチャンスは巡りやすいですよね。

よい切り替えの機会となりました。

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