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成長率2倍のヘルスケア スマホアプリの忘れがちな差別化について

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私がオムロン ヘルスケアで連載しているコラムの最新号が掲載されました。

「成長率2倍のヘルスケア スマホアプリの忘れがちな差別化について」

興味がある方はご覧ください。

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昨年、興味深い発表があった。株式会社電通デジタル/フラー株式会社による発表資料(*1)によると、今後2年間でヘルスケア&フィットネスアプリの利用率は現状の5%から10%に達するそうだ。資料にはヘルスケア&フィットネスアプリを入れた人が約33%、入れたけど使っていない利用者が約28%存在しているとある。

つまり続かない人が大半である。

筆者も過去に2回3回とヘルスケア&フィットネスアプリを入れてはみたが、結果的に続いていない。続いているのはOMRON connectのアプリだけだ。このように書くと宣伝のように思えるかもしれないが、続いているのには大きな理由があるのだ。その理由は「物理的な機械と奇麗に連携できている」ということだ。これは大きい。

例えば、脱衣所に行けば、OMRON connectに対応している体重体組成計が置いてあり、顔を洗う前に体重体組成計に乗ってみることが習慣化されている。物理的な機械が存在していると、日常で目に触れるので習慣化しやすいのだ。その体重体組成計はOMRON connectに対応しているので、スマホアプリへの記録も自動なのである。ヘルスケア&フィットネスアプリのポイントは苦も無く習慣化できること、記録の手間がかからないことが重要なのである。

(この続きは以下をご覧ください)
https://datahealthcare.omron.co.jp/series/yoshimasa0401

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