Amazonよりスカスカの段ボールを受け取った件
私は以前に「Amazonのダンボールはなぜ大きいのか?」という記事を書き、本日時点で500近い「いいね!」と300弱のはてなブックマークをいただいています。この縁で2011年5月24日発売の週刊アスキー524号になぜAmazonの段ボールは大きいのかという個人的見解を寄稿(無償ですが)をさせていただいたこともありました。おりしもAmazonの日本売上高が判明 12年は78億ドル - ITmedia ニュースですとか、AmazonでSuica支払いが可能に - ITmedia ニュースといったニュースが流れていることは奇遇に思います。
さてそんなほがらかな冬の一日ですが家に帰ると大きな段ボールが届いておりました。このようなサイズです。私の指は宛先住所である私の家を隠すために写り込んでいます。
こんなに大きなものを買った記憶がなかったの「これなんだっけ?」ということが先に思い浮かんで思考停止してしまいましたが、商品名を見ると私が買ったものを思い出すことができました。すぐ後に明かしますのでもうしばらくお付き合いください。がーっと下にスクロールすれば写真付きで種明かしします。私はnanapiとかオールアバウトとかnaverみたいにまったく冗長な2ページ目を無理やりに作ってアクセス数を水増ししたりはいたしません。
この段ボールの長編は約40センチメートルありました。
開けるとほとんどが紙の梱包材です。この再生紙をぐしゃっとまとめる感じはAmazonと同じですね。
梱包材を取り出すと中には段ボールが。
中の小さいダンボールの中にはエアクッションに包まれた目的の品物が入っていました。
フラッシュが光ってしまいましたがこれが発注した商品の実体の公式パッケージです。目的の品はこれより更に小さいのです。期せずして指輪が光ってしまいました。秒速5センチメートルのラストのベランダのワンカットのようで恐縮です。持ってるのはジョウロでなくてITグッズですが。
ということで目的の品はHPがdocomoのMVNOで販売している3gデータ通信用SIMカードでした。さすがにSIMの本体だけを送ってこいということはありませんが、SIMの保護を担うカード周辺部分を含めたサイズは銀行カードやクレジットカードでお馴染みのISO/IEC 7810 - Wikipediaの規定サイズである85.60 × 53.98 mmです。このカードの輸送のためにざっくりいって各方向40cm弱の立方体サイズが輸送されてきたかと思うと上で紹介した自分自身のブログで「物流の最適化のためには段ボールのスカスカもやむを得ない」という結論もちょっと不安になってきます。ちなみにいわゆるSIMカード(mini SIMカード)も同じISO/IEC7810に規定されているんですね。micro SIMやnano SIMはETSI(欧州電気通信標準化機構)の範疇であってISO化はされていない(はず)と認識しています。
全体像はこちら。
さてなぜこのSIMカードを買ったかというと、docomoの+xi割や007zの新規一括アンダー1万円案件等の激安なデータ通信のための商品・サービスが色々と出ているものの、実家の母にためしにスマホを使ってもらってフィットしたらきちんと契約してそういったフェーズに進むという判定のために縛りの緩いプリペイドのデータ通信専用SIMを探していたからなのでした。当初は日本通信のIDEOSの200日パッケージの365日延長を買うことでほぼ気持ちが固まっていたのですが、トライアルなのに1年は長いなと思っていたところにちょうど手頃な期間と費用感でこの商品が出てきたことから買いました。(下のリンクはアフィ無しですのでクリック等しても私には1円も入りません)
HP MobileBroadband SIMカード 3G定額6ヶ月版 XW982PA#ABJ HP HP周辺機器のセレクトショップ HP Directplus Select Shop
https://www.ss-directplus.com/iex/servlet/S2000?shohinCD=00000000000000089375
HPがdocomoからのMVNOで提供している商品とのことで、現時点では送料込みで6980円/6ヶ月/ベストエフォート300kbps超というスペックです。なおアクティベートは購入後30日以内なのですが諸事情あって3月に入ってからしかアクティベートできませんのでスピードテストは機会があればその頃にまた。留意事項としてはAPNがHP独自のものになっているという点ですかね。説明書捨てたら詰むところでした。危ない危ない。先ほど上のリンクをクリックしたところ60個以上は売れ残っているようですので興味がある方はお早めに。
というわけで強烈に大きな梱包でSIMカードを買ったという珍しい体験談でした。