ネットベンチャー最前線での事象をアカデミックに捉え直し、オルタナ読者へ思考の刺激を提供します

折角なので色々やっちゃうよ:4月に本を出版することになりました

»

今回は、皆様にご報告があります。2011年11月のITMediaオルタナティブ・ブログの記事

「フロー体験」理論のあまりの凄さに戸惑いを隠せない

がきっかけとなり、2012年4月にNanaブックスより書籍を出版させていただくこととなりました。

私自身、初めての書籍出版経験となるのですが、今回はこのラッキーなチャンスをいただけた背景と、折角だからこんなことにチャレンジしたいなと思っていることについて、共有したいなと思います。

1.出版までの経緯(ブログ掲載開始~恐怖と放心のBuzz~出版打診)

そもそも話は、2011年の7月に遡ります。

当時、自分の考えているアイデアを発信し、そこへのリアクションなどを色々もらったり、書くことそのもので、思考が深まるから、ブログをちゃんと書こうと考えていたところ、たまたまある勉強会で知り合った友人がオルタナ・ブログに執筆をしており、僕にもぜひ書いてみたら?というお誘いで、オルタナに執筆を開始することとなりました。

ですが、書き始めた当初は「とにかく量を書いてみよう」という風に毎日執筆してみたりとしていたものの、だんだん自分の知的好奇心が低下している感じがし、自分で言うのもなんですが、書く内容に艶っぽさがなくなっていく感じがしました。

そこで、しばらくは「書きたい」と思うまで書かないようにしようと思い、色々な書籍を読み漁ったり、ビジネス本業で気付いたことを深堀りしたり、ということに9月~10月は注力をしていました。

その時に出会ったのが、チクセント・ミハイの「フロー体験」という書籍でした。

実は、明確にどんなきっかけで読み始めたのか覚えていないのですが、手元になんとなく取り寄せていたものを読み進めると、当時手がけていた「シェア(共有)ビジネス」に関する大規模な勉強会のテーマにぴったりはまっていたり、仕事上で自分が大事にしている「どれだけ熱中できるか」という話としっくりきたり、自分の1歳半になる息子の教育に関係したりと、驚く程マッチする内容でした。

同時に、こうした内容をフェースブックやツイッターで書き込んでいったところ、都度都度、色々な反応を友人や周りの方からもらい、相当読み進めるのが楽しかったのを覚えています。

そんなこんなということがあり、11月1日に上記の記事をUPしたのですが、この時の気分は、物凄く凝りに凝って書いたというわけではなく、自分の思っていることを、比較的丁寧に書いたという印象でした。確か、朝一でミーティングが入っていたので、いつものように大慌てで早朝に記事を制作し、UPして速攻で家を出た覚えがあります。

ところが、この記事をUPしてみたところ、わずか30分程度で「いいね!」の数が30,50・・・という風に増えていき、夕方になると、これまであまりついたことのなかった「はてブ(はてなブックマーク)」の数がどんどんと上昇し、「何かとんでもないことが起きている」という風に、ビビりました。

そして、翌日11月2日は、更にとどまることをなくアクセス数が伸びていき、ツイッターやはてブなどに掲載されるコメントに、一喜一憂。白状すると、11月1日~3日の間は、ほとんど眠ることもできませんでした、怖くて。自分の記事が、自分の手元から完全に手離れしていって、まさにイキモノのように、みるみる伸びていく感じ。でも、それって一つ間違えたら、とんでもない方向にもいっちゃうなあ・・・みたいな感じです。

これで思いました、こうしていわゆる「Buzzる(口コミで流行る)」というのは、自分がどうのこうのということではなく、たまたま自分が書いたものが、社会や人々の元々考えていること、その時のトレンドなどに流されていくブイ(浮き)みたいなものなんだな、と。

そうして、放心状態になり、最終的には

はてなブックマーク:約2,300
いいね!:約700
ツイート数:約600
総閲覧者数:約45,000人

という結果になりました。

そして、こうしたときに、会社のコンタクトセンター経由にて「ブログ記事を基に、出版の企画を考えているのですが、一度お会いできませんか」との伝言をいただきました。

いやあ、興奮しましたね。こんなこともあるものか、と。ですが、そういう連絡にばばっといきなりTELで折り返すもの、なんだか恥ずかしい感じがして、3時間ばかり待ちました。でも、「電話するのが遅くなって、話が流れたらいやだなあ・・・」なんて気にしながら、そわそわとしてTEL。

このときは、「出版社を語った、何かの詐欺かもしれない・・・」なんて、若干疑心暗鬼にもなりつつの連絡となりました。ですので、普通に出版社の名乗りを相手方がしてくれて、普通に担当の方に取りついでくれたことで、本当にホッとしましたね。

そして、電話にて担当の方が「一度、この企画内容で受けていただけるかどうか、お話させてください」とおっしゃられるので、内心としては「そりゃあ、受けますが・・・なにか?」と思いつつ、「ですね、おっしゃるとおり。では、早速明日にでも・・・」という風に冷静を装ってアポイントメントをいただきました。

と、こんな流れで、正式に2011年4月に刊行されることが決まった次第です。

2.思っていること

■本当に恵まれている。色々な人に感謝!

とにかく、とにかく、幸運だなと思います。そして同時に、今回の出版経緯でもみてくださっているように、非常に色々な方との関係の中で、有形無形に絡んでいただいたことで出版に至ったことに、感謝し尽くしてもし尽くせません。

ブログ掲載のきっかけをくれた友人、色々な形で記事やツイッター、Facebookにフィードバックや絡みを提供してくれる方々、前述の老練なコンサルタントの方、一緒に普段事業や勉強会などに付き合ってくれる仲間・友人達・・・。

■最高の学習機会としてとても楽しみ

普段からお付き合いさせていただいている、「はじめての課長の教科書」などの書籍でも有名な酒井穣さんのブログ記事「NED-WLT:本を書き、出版するということ」にも紹介されている内容ですが、出版をすることで、思考の整理や反芻、その執筆過程での様々な方々との議論などなど、とても学習機会として楽しみだなあ・・・というのが、今の率直な期待です。

■折角なのでいろいろやっちゃいたい!いろんな人を巻き込んで一緒に学びたい

先ほどの経緯のところにも書きましたが、本当にBuzzの流れそのものが、元々社会や人々の流れというドライブがあって発生したものですので、その根源ある色々な人のドライブにのっかって、この書籍の制作もいろんな人に絡んでもらい、お互いに学習できる機会にできたらいいな、と切に願っています。

具体的には、書籍の内容のたたき台だったり、議論して固めたい内容だったりについて、ツイッターやFacebook上でああだこうだ議論したり、場合によっては喫茶店や勉強会などで、そうした機会がつくれればいいなと考えています。

3.こんな風にみなさんに絡んでもらいたい

というわけで、今回の書籍の出版プロセスや、そのつどつどの状況などは、随時ツイッター(yasuyasu1976)及び、Facebookにて共有していきますので、どうぞそうしたものに、ご意見やフィードバックなどをいただければと思います。

また、一部の方には、出版内容のためのインタビューなどを個別にお願いできればと思いますので、その際はどうぞよろしくお願いします。

みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

▼YLOG/YLOGオルタナティブのFacebookPageはこちら
※YLOGを応援してやろう!というときは、ぜひ下記の「いいね!」をお願いします。これによって、フェースブック上でYLOGの更新情報などが配信されるようになります。

Comment(0)