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ネットベンチャー最前線での事象をアカデミックに捉え直し、オルタナ読者へ思考の刺激を提供します

さて、明日から三連休という方が多いのではないかと思いますが、連休となると「朝からカフェに篭って本を読んだり、あれこれと考え事をしたり・・・」ということを想像してワクワクする方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?(フェースブックを使うようになって、思いの外そういうのが好きな人が、周りに多いことを知り、ちょっと嬉しい今日この頃です)

そこで、普段の週末よりもじっくり考える時間のある連休中に、「こんなことを考えてみては?」というお勧めの質問を、いくつかご紹介したいと思います。

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■100億が自由に使えるとしたら、何をする?
これは、ニュアンスとしてはどんな事業を始める?どんな投資をする?といったイメージです。実際にやってみると、意外と100億という金額が、捉えるマーケットや投資する対象などを限定する要素にもなっており、頭を刺激されるかと思います。
事業計画なんかに落としてみるのも、面白いかもしれませんね。

■30年後の自分が自伝を書くとしたらここまでの人生は、どんな風になる?
これは、パソコンなどを持ち込んで、実際に書いてみるのが特にお勧めです。これまでの様々な営みの意味が再構成されたり、今の自分のベースになっている思いがけないことが発見できたり、書き上げた小説の後半部分(すなわち、今日以降の未来について)などへも思いを巡らせたりできます。

■この3日間のスケジュールはどんな風になる?(1時間区切りで)
ちょっとトリッキーですが、最初の最初にやってみるのが、お勧めです。これは、3連休に対する過大な期待(○○もしたい、△△もやりたい・・・)と、終わったときのがっかり(もっといろいろ、できるはずだと思ってたのに・・・)という気持ちのGAPを埋めてくれるかと思います。

■今の自分をどう感じる?
これは、ロジカルにではなく、感覚として今の自分がどんな感じなのか、というのを言葉にしてみるというものです。普段だと、例えばピラミッドストラクチャーで説明したり、因果関係が成り立っていたり、事実に立脚していなければいけなかったり、、、と、様々な左脳的思考の制約条件にさらされている場合に、ふっと思考と視野を開放してくれるかもしれません。
類似する質問に「自分にとって心地よい場所はどこかを2-3、挙げてみてください」⇒「そこでは、どんな感覚がしますか?」⇒「そういった感覚が得られる場所の共通項ってなんですか?」という、一連の質問に答えるという方法もあります。
これは、「時を越えた建築の道」という書籍に紹介されている、感覚を建築のヒントにするときの問いかけなのですが、個人的に大好きな一連の質問です。

■やりたいことを100個書き出すと?
何か、自己啓発本のタイトルみたいですが、この質問には「普段の思考の枠組みを超える」という狙いがあります。やってみるとわかりますが、せいぜい「やりたいこと」は、少ない人なら10、多い人でも20-30も挙げると、ネタ切れになります。そして、そこからさらに50くらいまでいくと、およその網羅性が高まり、51を超える以降は、価値観を変えていかないと見つからなかったりします。そうした、思考・発想の転換を促す意味でも、お勧めの質問です。

■モチベーション3.0時代の贅沢って何?
これは完全に、個人的な興味です。モチベーション3.0とは、一言でいうと「解いて面白い問題だから解く」「みんなに知ってもらえるから嬉しくて書く」といった、金銭や物質での報酬といった、いわゆるモチベーション2.0とは別のモチベーション要因のことなんですが、そうした価値観が拡がったとき、そこでの「贅沢」とは、どんなことだろう?という問いかけです。モチベーション2.0なら、例えば「めちゃくちゃ高い車を購入しまくる」ですとか「高いワインを毎日開ける」とかになるんでしょうけれど、それがモチベーション3.0になるとどうなるのか?そして、「贅沢」の本質的意味ってなんだろう?ということです。

▼モチベーション3.0については、下記の個人ブログの記事もご参考に

Motivation3.0とコラボレーションについて~その1

■テクノロジーの恩恵をどれだけ活用できているか?
これは、例えばiPhoneを活用しているか?とか、Skypeを有効利用しているか?とか、そういうイメージではありません。例えばなんですが、「SDカードが一枚数百円で数GBの容量で販売しているから、いつも自分がやったプレゼンは、SDカードに入れて、そのままみんなに配っちゃうんだよ」みたいな、技術による価格低下により、一昔前までだったら「頭おかしいわ・・・」と思われるようなことや、機材の使い方がどうできるか?というものです。

■1つだけ「これから○○に取り組みます」と周囲に公言するとしたら何?
これをやると、後に引けなくなりますよね。私の場合、「ブログを継続的に書きます」というのがちょっと前のこの内容だったんですが、それでは強制力が小さく、いっそのことオルタナブログを書き始めるという、強烈なプレッシャーをかけた、という経緯があったりします。ちなみに、この「これから○○に取り組みます」という宣言は、必ず決めたら宣言するよ、ということを、事前にFBやTwitterなどで連休前に周囲に公言しておくと、後に引けなくなっていいかもしれません。

というわけで、みなさま、どうぞよい連休を!

yasuyasu1976

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吉沢 康弘

吉沢 康弘

P&G、コンサル、ベンチャー経営を経て、現在は、ライフネット生命保険株式会社。理系研究者の父の影響などから、ビジネスをアカデミックに捉え、試行錯誤するのがライフワーク。

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