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映像撮影の現場にも機械化の波!? e-JanネットワークスさんのCACHATTOプロモーション映像最新版のメイキングをご紹介

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ここ数年、GW明けに開催されるイベントで使用するe-JanネットワークスさんのCACHATTOのプロモーション映像の制作をお手伝いさせていただいています。

今回の訴求ポイントは「テレワーク」ということで、e-Janネットワークスさんが提唱するユニバーサルワークプレイスを表現するというお題をいただきました。

本格的な仕事がいつでもどこでもできる、そういう働き方を実現するため、CACHATTOが会社に来なければ仕事にならないというケースを極力減らし、都合のいい場所で密度高く、さらにセキュリティ的にも問題がない環境で働けるようにする...これを映像化していくことに。

ここ最近、VDI (Virtual Desktop Infrastucture: 仮想デスクトップ環境)というワードを見聞きする機会が増えていますが、高性能なサーバーがどうしても必要な様子です。VDIに対して、CACHATTOが提供するのはもっと簡単で、かつ軽い方法で実現する様子と、それにより完結してテレワーク環境が実現できるようになったところを伝えたいという要望があり、新幹線か飛行機でロケできませんか?という展開に。

e-Janネットワークスさんの撮影ではこれまでもクロマキースタジオを利用するなど、いろいろなチャレンジをしてきていますが、新幹線や飛行機のロケが与えられた制作スケジュールの中で実現できるかを急ぎ検討、いろいろ検討しつつ、空港シーンは実際の成田空港を利用してのロケ、飛行機のシーンは博物館を借りての撮影を敢行することに。

こちらのセットは、映画「ハッピーフライト」でも利用されたセットのようで、コックピット部分には出演者の方のサインが残っていました。

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このセットを利用して撮影した映像は、狙い通りのリアル感を出せました。

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先ほど申し上げたように、e-Janネットワークスさんの映像制作では、ドローン撮影を数年前に検討していただいたり、オールグリーンバックの撮影など、チャレンジングな内容にトライさせてもらっているのですが、今年はリモートコントロール可能なデジタルカメラジンバルを投入して撮影をさせていただきました。

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オルタナのブログでも毎日のように、人工知能、機械学習やらIoTの話題が登場しています。映像制作の現場において従来であれば、潤沢な予算のある映画でしか採用できなかった撮影方法や高性能な撮影機材が技術革新により安価に利用可能になる傾向が続いています。

写真だけではわかりにくいですが、無人機を操縦するように、カメラマンがリモコンを使い撮影現場から離れた場所でカメラオペレーションをするような撮影手法も今回は採用しています。

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オルタナ読者の方であればすぐ推測はつくと思いますが、このリモコン操作の部分をプログラムで自動化したり、人工知能や機械学習を使い、こういうシーンでのカメラの動きを参考するなどの活用を誰もが利用可能な時代になりつつあるのが、ここからもお分かりいただけると思います。

機械が仕事を奪うという危険性もありますが、最新テクノロジーを利用してクリエイティブの成果としてどのような結果を手にするのかを示すのはやはり人間の役割だろうと考えています。

決まったことを簡単・安価にという事も大事でありますが、曖昧さを切り拓いていく仕事も世の中には両方必要だと思っています。このような観点から、毎年新しいことにチャレンジさせてくれるe-Janネットワークスの関係者の方には大変感謝しております。 <(_ _)>

さて、本格ロケを行ったe-JanネットワークスさんのCACHATTOのプロモーション映像は、情報セキュリティEXPO 2016 東5ホールでご覧になれるとのこと。

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お立ちよりの際は、是非ご覧いただければと思います。

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