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竹島問題に関連して「李承晩ライン」というのは日本人なら知っておくべきと感じた、衆議院でのやり取り

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ここ最近の大きなニュースである領土問題、不勉強な自分を恥じると共に、どういう背景があるのか知りたいと考えていたところで、今日23日の衆議院の審議で石破さんが竹島や尖閣の件でその辺の背景踏まえ質問に立っているという話を聞きつけ、インターネット審議中継を見てみました。

中身はこちらのサイトでご覧いただけます、いろいろ質問しているなかで、以下の時間のあたりが認識のところんついて自民党時代を含め、国民にちゃんと伝えて来なかった事の反省と、玄葉外務大臣の認識を確認しているやりとり部分です。

◇集中審議の模様

2:06:00

玄葉外務大臣>尖閣について中国が領有権を主張し始めたのは、国連の委員会で石油埋蔵の可能性が議論されてから

石破茂(自由民主党・無所属の会)>先ほどから言うまでもなくという話があるが
日本国民のどれだけが、国際法的に、歴史的に尖閣は明々白々日本の領土である、なぜならばと言えるか、

敗戦で日本は台湾等々を返還した
あの中に当然含まれているというのが中国の主張のコア
それに対してどう反論するのか?
日本国民みんなが言えないと駄目なんです。

終戦直後に中国は台湾を自国領とした(中国は戦勝国)
あそこで尖閣も自国領に出来たはずなのに、そういう事はやっていない
その後出た中国の地図にも尖閣は日本領土という風に書いてある
アメリカが日本に、これは沖縄返還に関してですが、引き渡した、そのような主張は明らかに誤りであるということを、きちん、きちんと国民に対して言っていかないと、中国が何言っているんだと、還った台湾にこれは入っている筈だと言われたときに明確に反論できませんよ。

こういう事を明々白々といっているから皆に知識が浸透しない、これは竹島についても同じで

2:07:00

自明であるというだけでは日本国民には伝わらない
日本が実行支配をしていた(鳥取藩の時代から)にも関わらず
サンフランシスコ条約が調印され発効するまでの日本に主権がない間に
李承晩ラインを引き
水域を設定し
武力占領した
こういう事を我々はきちんと言わないできたという反省がある

この中継を見て、wikipediaで「李承晩ライン」と「竹島の日」を調べてみました。

いろいろな意味で驚きの連続で、個別のエピソードに触れるのはまたの機会とさせてもらいますが、日本の学校教育の中でこういった問題をどう伝えていくかの重要性だけは強く感じましたのでエントリ化しました。

お時間有る方は、国会中継を含めリンク先の情報を読んでいただいて、それぞれに考えてみていただければと思います。

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