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iPhoneでいとも簡単に360度パノラマ画像が作成できる「360 Panorama」とGoogle アートプロジェクトの舞台裏

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その昔QuickTime VRのコンテンツを制作するために、COOLPIX950とKiWi 900/950というQTVRパノラマ撮影雲台を購入したのはいいけど、撮影にはいろいろ苦労した思い出あります。(とはいってもこの時代においても大半はマシンがやってくれてましたが)

当時購入したKiWiの雲台は数年前の引越しで行方不明状態、COOLPIX950についてはこちらの記事にもあるように我が家でも現役で活躍中だったりします。

時は流れて、つい最近手にしたSONYのDSC-HX100Vのパノラマ撮影もこんな感じの簡単さで驚きましたけど、

Dsc00288_2

テクノロジの進化は物凄くて360 PanoramaというiOS用アンドロイド用アプリを使うとハイクオリティな360度パノラマ映像が本当に簡単に作成でき、その上webサイトからこんな風に共有可能な時代になっているのですけど、これ三脚なしでiPhone手持ちでぐる~ってその場を回っただけで撮影できちゃった画像なんです!

このほかに自身のiPhoneやiPadのカメラロールに画像として保管したり、メールでファイルを送信することも出来ますから楽しみ方はいろいろ。

このアプリを提供しているoccipital、このアプリ以外に360VERSEというwebサービスも提供していて、こちらでは投稿された世界各地の360度パノラマ画像を地図にマッピングして共有、公開しています。

QuickTime VRのCubic VRを真面目に作成しようとするとイマでも相当に苦労するはずで、まあQuick TImeに限らずVR【virtual reality】などのコンテンツ制作はほんと手間暇のかかる仕事だったりする訳で、その苦労の一旦を垣間見ていただくのに、Googleのストリートビューのテクノロジを活かした「Googleアートプロジェクト」をご紹介しておきたいと思います。

Googleart

やはりこれだけのコンテンツを制作にするには、多くの関係者の時間と手間を掛けた仕事があればこそのモノだというのはこちらの映像見るとご理解いただけると思います。


こちらのブログでは以前に大英図書館の「eBook Treasures」シリーズとして「19th Century Historical Collection」やLewis Carrollの手書き原稿をもとにした「Alice's Adventures Under Ground(不思議の国のアリス)」の電子書籍についてもお伝えしてきましたが、こんな風に世界中の人を相手に、地理的・時間的、そして言語の制約を越えてアクセス可能にしてくれるテクノロジを活用しない手は無いよな…と思う訳です。

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