オルタナティブ・ブログ > 平凡でもフルーツでもなく、、、 >

感覚人間の思いつき、、、気になった記事、、、雑記等

ホイットニー特需!?彼女の死後iTunesでのアルバム販売価格を4.99ポンドから7.99ポンドに値上げしたソニー露骨過ぎないか…

»

レコード会社は売れているアーティストには厚遇、売れなきゃアーティストとの契約解除するしほんとそこは冷徹。

ベスト版を発売してどこが儲かるか…って物議を醸した件もいろいろありましたけど、著名アーティストが亡くなったタイミングにはこれまた大きな売上が期待でき、そこは商売ですから徹底したプロモーションが行われます。

ただ、これまでCDやらレコードという現物がありそこに定価として印刷されていた時代は、その在庫はその値段で販売するしかありませんでした。

ところが音楽の世界はここ数年でしっかりダウンロード購入の文化が浸透、この販売形態の場合、サーバが停止しない限り、売り切れで販売機会を逸する事はなく、必要とあらば価格だって瞬時に変更することが可能です。

『iTunes』でホイットニーのアルバム『2007 Ultimate Collection』の英国価格が、死が伝えられた直後である12日、4.99ポンドから7.99ポンドになっていたという件は、この時代をまさに反映している事象と言えるのかもしれませんが、

The music giant is understood to have lifted the wholesale price of Houston's greatest hits album, The Ultimate Collection, at about 4am California time on Sunday. This meant that the iTunes retail price of the album automatically increased from £4.99 to £7.99.

これAppleが独自に販売価格を上げたのではなく、ライセンスをもっているソニーが卸売り価格を引き上げたのが一因になっているようで

The change happened when Sony Music, which owns the rights to much of Houston's back catalogue, increased the wholesale price of The Ultimate Collection. This automatically boosted the retail price of the popular album, although Apple is responsible setting the price paid by music fans.

この件については、

Apple and Sony Music declined to comment.

このようにアップル、ソニーともにコメントしてないようですが、売れるタイミングでちゃんと売るのは商売の基本ですけど、今回の値上げについてはその露骨さがあまりにも醜すぎて、消費者から大きな反感買ってしまっても致し方ないような気がします。

Comment(0)