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すべての国民がリアルタイムで参加できる「オープン懇談会」は体験しましたか?

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朝まで生テレビ!がスタートした当初、たまたま自分の近くには理屈っぽいのが居てこの番組が放送された翌日はこの番組の事でいろいろ盛り上がっていた記憶があり、そういえば朝まで生テレビ!に電話して自分の意見を伝えたことが1回だけありますね(爆)

朝まで生テレビ!の登場以前だと『時事放談』なんてのもありましたけど、これはもう出演者の方々の独壇場で、視聴者が参加する余地のない番組構成でしたねw

インターネット時代というか、テクノロジの利用にかかるコストが非常に安価になった現在、こういった放送局が提供する番組ではなく、政府が「政府インターネットテレビ」として首相の出席行事・会議等ついてインターネット向けに番組配信を行っているのは時代の流れとして当然かと思います。

そして、ソーシャルメディアに関する話題が尽きない今日このごろ、首相官邸の言葉を借りれば、ネットを通じて動画中継を行い、ツイッターでの質問を受けることにより、テーマに関心あるすべての国民がリアルタイムで参加できる「オープン懇談会」なるものが12日に開催されました。

#openkoncのハッシュタグを検索してみるとほんの一部しか確認できていませんが、好意的な意見が多いように見受けれつつ、BLOGOSのほうではアクセス1位に「未来の懇談会よりも、今の経済、雇用、復興を最優先せよ」という堀義人さんのエントリがランキングされています。

恥の上塗りになりそうですが、朝まで生テレビ!に電話が繋がって自分の意見を書き留めてもらったときには嬉しかったのを覚えています、、、最後のほうで読まれたりしたらそれこそ有頂天になっていたかも(苦笑)

国が情報を開示することは当然進めるべき施策かと思いますし、どんな素性かもわからない国民がリアルタイムで参加できるツイッターもこれ以前と比較すれば青天の霹靂と表現しても問題ないほどの進化度合いかと思います。

ただ、寄せられた意見を活用する、もしくは無視することも出きるわけでネットを通じて誰もが交流できるという形だけで国民の声に耳を傾けているとするにはちょっと危うさを感じてしまいます。

この「オープン懇談会」教授が海外からの参加不能な事情がありつつも、こういうビデオを事前に収録して首相官邸ホームページで前宣伝していることを考えると政府としても広報戦略の一環としてイメージアップを狙っている部分は絶対あるでしょうし、そういう背景も踏まえつつ、設定されたテーマと有識者とされる人選についてや、それ以外にも個々人が感じる感想、意見があるでしょう。

そしてこういうのが開催されていたとは知らなかった、、、という方もいらっしゃるでしょうからもし興味のある方はこちらの「政府インターネットテレビ」で視聴されることをお奨めします。

 

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