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証拠隠滅『CSI:科学捜査班』はドラマだからこういうピンチも乗り越えられるけど…

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郵便不正事件の証拠隠滅容疑で大阪地検特捜部主任検事が逮捕された件については、昨晩いろいろなところで取り上げられていて、いまさら私が取り上げる事でもないと思うのですが、この報道を見ながらふと思った事を書き留めておきます。

アメリカ・CBSのテレビドラマシリーズの『CSI:科学捜査班』をわたしは好きでレンタルして見ていますが、ラスベガス、マイアミ、ニューヨークそれぞれのエピソードで良く出てくるパターンとして、査官が担当している事件の被害者と関連性があるのを知りながら捜査継続してしまったり、捜査官が何かしら問題を起こしてしまう事が原因で、調べていた証拠が証拠能力を失い公判を維持できなくなる…とか、その捜査官が担当していたすべての事件の証拠能力に疑問が示される事になり大問題に発展しそうになりつつも…なんとか乗り越える事が出来るのは、これは計算されたテレビドラマだから…

今回起きた事件について、ご当人は「誤って書き換えてしまった」と改竄の事実を認めているそうですが、今回の事案だけでなくこれまで担当した事件についてもその正当性や信憑性が揺らいでしまうことは確実で、ここ最近検察の捜査については、文句のある方が多いと思われる今日この頃だけに、これから信用の失墜を最小限に食い止めたい権力側と、これに反対意見を唱えたい方々との論戦がどう展開していくのか非常に興味のあるところです。

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