佐々木俊尚さんのつぶやきでスタジオジブリが発行している「熱風」という小冊子の7月号がiPadの特集をしていて掲載されている宮崎駿監督のインタビュー記事が強烈とのことだったので入手してみました。

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この原稿は編集部が行ったインタビューをもとに宮崎監督が、質問を含め、あらたに書き起こしたとのことで、全体としてiナントカについて批判的な意見の連続なわけですが、ただこちらの文章、ここで宮崎監督がiPadの事を理解していないとかそういう事ではなく、この質問内容に対して宮崎監督ならまさにこう答えるだろう…と思うものばかりです。

英語の読み書きや、楽譜の読み書きを覚える事について、それが幼い頃に行った訓練で身についている人からみると、さまざまな教材に手を出しながら相当な出費を繰り返しているのに、本質的な訓練を怠っている例が沢山あり、

例えばiPadにもTabToolkitなる楽譜ビューワーと呼ばれる素晴らしいソフトがあるのですが、これを楽譜が読める人から見ると、こういうのにお金使うなら、楽譜を読む本質的な努力すればいいのに…とうちの家人が鋭い指摘をしておりまして、まさに自分のようなタイプの人間にとっては耳の痛い指摘でした。

今日のエントリはテクノロジの進化がもたらしてくれる恩恵を否定する訳ではなく、やはりその利用方法が重要だということを振り返りたいと思って書き始めた訳ですが、自分の恥ずかしいことろとして、どうしてもこういう「モノ」があることをひけらかしてしまう傾向がゼロではないという点が、いつも自分にとって後ろめたい気持ちを残してしまうところがあります…

これはもう小学校のときに、新しい玩具を教室に持ち込むと、一時的に人が自分の周りによってきてくれるのを、なんとなく自分が好かれているような錯覚に陥ってしまい、友人とのコミュニケーションの方法を取り違えてしまった事や、楽器演奏についても本質的な努力を積み重ねずに、機械的な処理に頼ってしまうことで結果として自分の成長を自分が妨げていた…とかこういう傾向で自分が反省と注意をしないと同じ失敗を繰り返しそうなリスクを抱えているのは自分自身でも気がついています。

iPadなりiPhoneがもたらす新しいユーザエクスペリエンスなり、アプリケーションを活用した業務効率を高める事は確実にあって、それらを否定する必要は何らありませんが、この手のツールを手に入れることで宮崎監督のいう「全能感」を感じることというのは、やはり一種の勘違いを含んでおり、あまり良い結果はもたらさないと思います。

自分はもっとちゃんと勉強なり、楽器への取り組みをしていればまた別な人生の歩み方があっただろうな…と思う事が最近とても多いのですが、逆にネットという得体の知れない新しいものに飛びついたからこそ、今の自分があるというループの中で思考がフィードバック、ハウリング起こしそうになってしまうのですが、iPadに限らず、これからも新しい情報ツールを提案していく立場として、自分の提案妥当性を冷静に考え直してみるという意味でも、宮崎監督がわざわざ書き起こした原稿をよみなおしておくべきとまずは考えたのでした。

宮崎監督は「ぼくには、鉛筆と紙があればいい」というスタンスであり、インタビュアーが手にするiPadについてこんな指摘をしています。

 あなたが手にしている、そのゲーム機のようなものと、妙な手つきでさすっている仕草は気色わるいだけで、ぼくには何の感心も感動もありません。嫌悪感ならあります。その内に電車の中でその妙な手つきで自慰行為のようにさすっている人間が増えるんでしょうね。電車の中がマンガを読む人間だらけだった時も、ケイタイだらけになった時も、ウンザリして来ました。

資料探しの道具として使いこなせば良いのでは?という質問の流れで、時間をいただけるなら、文献を調べて取り寄せることもiPadで出来ますというインタビュアーの言葉に対して、

 あなたの人権を無視するようですが、あなたには調べられません。なぜなら、安宅型軍船の雰囲気や、そこで汗まみれに櫓を押し続ける男達への感心も共感もあなたは無縁だからです。世界に対して、自分で出かけていって想像力を注ぎ込むことをしないで、上前だけをはねる道具としてiナントカを握りしめ、さすっているだけだからです。

 一刻も早くiナントカを手に入れて、全能感を手に入れたがっている人は、おそらく沢山いるでしょう。あのね、六〇年代にラジカセ(でっかいものです)にとびついて、何処へ行くにも誇らしげにぶらさげている人達がいました。今は年金受給者になっているでしょうが、その人達とあなたは同じです。新製品にとびついて、手に入れると得意になるただの消費者にすぎません。

 あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい。

佐々木俊尚さんTwitterで紹介したこともあり、今回こちらに紹介した部分が刺激的な内容としていろいろな方が今後とりあげていくのかなと思いますが、やはりコンピュータも使うけど、セルとフィルムでアニメを作れと言われりゃ作るけどって言い切る人の強さをかみしめざる得ないと感じたのでした。

こういう記事を読むと自分の欠点、短所をかみしめて一時的な自己嫌悪に陥りますが、結局数日たてばそれが嘘のように忘れてしまい、ここまで来てしまったのが自分の今の姿。

本当の意味で自分が目指すところに到達する努力を本当にしないとな…って思う今日この頃です。

最近妙によく読まれている平凡でもフルーツでもなく、、、のiPad関連記事

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コメント
AZ 2010/07/12 02:00

宮崎駿監督、神と鉛筆だけあればいいなら、

ナウシカのようにオリジナルの脚本をまた書いてください。

原作付きや、人魚姫や不思議の国のアリスを和風にアレンジした程度では

本当の意味で、生産者とは言えないでしょ。

白井 2010/07/12 03:00

半分同感です。
宮崎氏も一人の人の子であり、神格化されて自分の言った事に盲従することを期待してはいないはずです。宮崎という一人の昭和のアニメ作家はそう感じた、ただそれだけのことです。善でも悪でもありません。自慰行為のように撫でさすろうが日夕です。私はノートとボールペンを愛用しますが、iPod touchも大事な相棒。

まみか 2010/07/12 03:25

鈴木敏夫プロデューサ曰く、宮さんは自分が(希有な天才かつ)努力家であるせいで、皆も、努力さえすれば自分と同じ程度にはできると思っている、のだとか。
これを読んでから心がけていることは、宮崎駿監督の「一般感覚」というものは、私達が思うそれよりも、かなーり離れているんではないか、ということ。

nakadanoipara 2010/07/12 04:11

「オリジナルの」もの以外が本当の生産ではない、という発想自体が「生産」という言葉の歴史と事実を全く理解できていない証拠。ほとんどの人間は宮崎駿の話しの本質を、そのような浅はかさで3/1ほども理解することはないだろう。

bardiche 2010/07/12 04:11

> 自分の恥ずかしいことろとして、どうしてもこういう「モノ」があることをひけらかしてしまう傾向がゼロではないという点が、いつも自分にとって後ろめたい気持ちを残してしまうところがあります…


(謙遜だろうと思いつつも) 私はこれを特に恥ずかしいことだとは思いません。

道具によって得られるかつてより便利になった時の感動、そしてそれを人に伝える行為に後ろめたい要素ってあるのでしょうか。


「うぉぉ、すげえ、便利っ、ステキっ、楽チンっ」っていう感情・驚き・感激を人に伝える事は恥ずかしいことではないと私は信じています。

名無しさん 2010/07/12 04:19

時代の風潮や人間の本質を鋭く風刺しているのだけれど
それはある一面を見て極端で主観的な意見を言っているにすぎない
そんな道具を使わなくても作品は作れると言えばいいだけなのに
余計な事を言うから偏屈な年寄り扱いされる

01234 2010/07/12 06:33

刺激機的に語るから、馬鹿が釣れるんだろうw あの世代のレトリックろいうか、議論テクニックを舐めない方がいい。

  2010/07/12 09:07

新しい時代についていかないと廃れるだけだ

それでいいんじゃないかな

刈り尽くすだけ刈り尽くした荒野にしがみついているわけにはいかないからね

アロハ 2010/07/12 13:12

1次情報(体験)と2次情報(記録の伝聞)以降の情報の違いと、
アナログデバイスとデジタルデバイスの違いを混同しないように気をつけたいと思いました。
また、デバイスの違いによる影響もテクニカルな部分(デジタルはコピーや改変が容易とか)と、本質がどうこうという部分がつながるのか否かで議論が分かれると思います。

みず 2010/07/12 13:42

紙に鉛筆で絵が書けない人は、どんなに優れたツールがあっても、結局は与えられた素材の継ぎはぎ以上の創作はできないわけです。
コラージュが表現として劣るという意図はありませんが、コラージュ以外のことができないのであれば、素材から作り上げる人に比べて不便があるでしょう。
文章でも音楽でも、創作にかかわるものはみな同じ出じゃないでしょうか。

オリジナリティをかなぐり捨て、他人が作ったお仕着せのツールで合理的に物事を処理するのが素晴らしいと思うなら、それもまたひとつの方向性だとは思いますが、すべての人がその方向に進むと、そのツールを作る人さえいなくなりますね。

たかの 2010/07/12 14:07

長々と語ってるけど
漫画やネットの情報じゃ現実感が無い。ちゃんとその場に行って体験しないといいものは作れない
とだけ言えばいいじゃないか。
なんでipad(新しいもの)を使っただけで中傷するような頭の固い爺さんになっちゃったの?

shinp 2010/07/12 15:40

トミノ風に言うなら、「デバイスの機能の差が作品を作る上での質の決定的違いではない」っつーところじゃないか。
道具としてipadは優れているかもしれんが、自分はザクでもガンダム圧倒できるお、って言ってるだけかと。

doo 2010/07/12 15:56

ローレンスレッシグのREMIXをはやおさんは一度読んでみるといいですね。

素晴らしい 2010/07/12 16:13

流石パヤオ。新しいとか古いとかじゃなく、地面に足を付けた本当のものづくりをしないと生き残れない事を知っている!!

appleに騙されて消費ばかりしてる似非クリエイターはとっとと滅ぶって言ってるんだよ。

GONRIKIYA 2010/07/12 16:47

「我消費す、故に我あり」ではいけない。
宮崎監督にとっては、ナウシカの原作本を読んでいても、同じ自慰行為に見えるでしょう。
問題点は全能感の指摘にあるでしょうが、知的生産が想起にすぎないことに気づかないヒトが多すぎるのです。
本質は物理的生産でも、物理的体験でもなく、自らを作る情報と物理的要素の元のありかを知っていることではないでしょうか?
自らが現在語っていることが、只の熱狂なのか、それとも語り継がれるべき生産なのか?
本質は誰かがどこかで一度語れば済む事です。
私は消費者であることもサンプリングする者であることも只、楽しみたいのです。
監督はデジタルであれアナログであれ、そこに貴賤を語っているのではない。
ただ本質的に生産できる人間が少ない事を嘆いているだけなのです。

2010/07/12 16:49

ポータブルミュージックプレーヤーや朝鮮禿林檎電話関連製品は一切購入していません。これからも。

  2010/07/12 16:58

最近の若いクリエーターならば、
例えば絵なら鉛筆や紙だけでもグラフィックソフトでも両方描けるし、音楽やっている人なら楽器もDTMも両方できるし、
資料集めもネットだけじゃなく実際に現地に行って人から聞いたり実際にその仕事を体験したりしてるんじゃないの?
決め付けは良くないよ。
宮崎がiPad使えてそれを駆使して何か面白いものを作った上での発言なら、そうそう宮崎さんの言う通りと感服するのだけど、
実際はそうじゃないのだから、単に勉強不足なだけじゃないの?
もちろん宮崎がiPad使わないのは勝手だけど、iPad位使えもせず、かってに決めつけで批判するのは良くないと思う。

あき 2010/07/12 17:11

ipadなんかで得られるものは何も無いってことでしょ。
それに気づかず崇め奉ってる人が多いことに失望してるんだよ。
情報は自分で感じなきゃ意味が無い。
戦争だって現場に行かずに大本営で判断してちゃ負けるわな。
勉強不足なのはこの宮崎駿の発言にいちいちかみつく人たちではないかと。
同時に老害だとか年寄りだと言う人も、話の上辺だけしか汲み取れなくなってる、つまりネットに汚染されてると思います。

通りすがり 2010/07/12 17:34

およそクリエーターとは思えない発言だね。
何でも新しいものなら体験して、結果自分には合わなくても、くだらなくても
何らかのアイディアを発想して自分の糧にしていくことで
ものづくりのエネルギーになるはずだよ。

単純にブームを否定するならだれにでもできるよ。
彼はブームを研究しないどころか、食わず嫌いして目をそむけて、逃げているよね。
これではこれから新しい価値を創造していくことができるとはとても思えないよ。

まあこの人は満ち足りてるし、新しいファン層を開拓しなくても
これまでの作品を踏襲すれば儲けは出るからね(笑)

  2010/07/12 17:40

ipadはネットサーフィンとゲームが主な用途だと思うのだけど・・・

nakadanoiparaの「3/1」ってのは釣り?

米キモイ

  2010/07/12 17:49

だから何で「ipadなんかで得られるものは何も無い」と決めつけるの?
そもそもiPad使っている人にとってそれは単なる道具で「崇め奉ってる人が多い」というのは偏見なんじゃないの?
「情報は自分で感じなきゃ意味が無い。」というのも情報をネットだけで得るクリエーターなんて見たことも聞いたこともないよ。ちゃんとネットだけじゃなく実際に取材に行ってるんじゃないの?
「勉強不足なのはこの宮崎駿の発言にいちいちかみつく人たちではないかと。」について、かみついて見えるのは残念。単に宮崎の発言への宮崎の言うことへの感想なんだけど。あなたみたいに宮崎の言うことを鵜呑みにするのもどうかと思う。それこそ勉強不足で宮崎の言うただの消費者なんじゃないの?
それに「戦争だって現場に行かずに大本営で判断してちゃ負けるわな。」とかの書き方とかもネットに汚染されてる典型な人に見えるよ。

手押し戦車 2010/07/12 18:47

文字が普及し始めた大昔、老人は「最近の若者は、便利なものに頼りやがって」と嘆いたという。
宮崎駿も、同様の老人になってしまったということか。

文字が無い時代は、「語り継ぎ」で物事を伝承するしか無かった。ひょっとしたら、文字の登場は「語り継ぎ」の文化をかなり破壊したのかもしれない。でも、それ以上の文化を作ったと思う。

そんな、大昔から比べたら「紙と鉛筆」ですら、十分ハイテクだ。宮崎の生業である「映画」なんかはさらにハイテクだ。

結局、「電脳コイル」で言うところの「メガネを否定する人々」になっちゃったていう事かな。空気読まずに言いたい事言うところは、相変わらずだと思うけど。少なくともSF作品として、「電脳コイル」は全ての宮崎作品より創造的だと思う。

OLD宮崎ファン 2010/07/12 19:35

昔、講演会で、

「トロロを(ビデオなどで)子供に見せるのは年一回でよい」
(旅客機などの)「小型の(液晶)テレビで映画を見るのは最低の行為」

と言った人です、宮崎さんは。

古くからのファンはそういう宮崎さんの性格を知っていますから、デジタル機器に対して否定的な発言しても、「ああ、またかいな。」と。

宮崎さんは、「おまえら、こんな物をしらねえだろ! ザマーミロ」な人なので、独特なレトリックにはまったらあきません。

ネコ七 2010/07/12 19:47

みんなよく読めよ。別に宮崎監督はiなんとかは否定していないでしょ。
ただそれを手に入れただけで「なんでもできる」と思い込んで本質に切り込んでいかないインタビュアーの姿勢を批判しているだけじゃん。
iなんとかは単なる道具なんだから。非常にまっとうな話しだと思うけどね。

SHINO 2010/07/12 19:50

> あなたは消費者になってはいけない。生産する者になりなさい。

主張はこの部分であって、iPadが主題ではないと思う。宮崎さんにとっては"ただの消費者"ならばマンガもケイタイもiナントカもラジカセも自慰行為だということ。

欲望のままに消費を繰り返して、年金受給者になって死んでいく。意識しだいで生涯にわたって成長し続けられる(生産し続けられる)はずなのに、こういう現代人の生き方に疑問を感じているんだと思う。

うん 2010/07/12 20:02

SHINOさんに同意です

新製品に飛びついて得意になってるだけの消費者 ってまさに其の通りだなぁ
ケータイにパソコンにipad、現代人はそんだけ抱えてほんと誇らしげですね
ipadで何を得たのかな 知識とか人脈とか言うんだろうなぁ
でも結局、現場での空気感、画面に映らないものには一生触れられない、価値の弱い情報でしかないんですよね

あう 2010/07/12 20:25

自慰行為かwまあ正論だし言いたいことはわかるけど、毎日電車に何時間も揺られて行きたくない仕事や学校にいくまでに、現実逃避、寝てるか自慰でもしてないとやってらんないんだって。それこそ経験してないからスパッと言えるんだと思うと言ってみる。その現実逃避にうってつけの漫画やゲームをつくるのが宮崎さんたちだ。がんばってください。

望月ハイネ 2010/07/12 20:36

いや。ipadディスってんじゃ無くて


肌感覚で物を経験しろってことでしょ?


文面を表面だけ読んじゃだめよ(TT)


色んな意見あると思うけど、言い返している方は、まず煽り体勢をつけて...

ぎょくろん 2010/07/12 21:43

本人の独特な完成による表現もいいけれど、部分的にでも相手に分かるような伝え方をしたほうがよろしいんじゃなくて?

言い方ひとつで相手は自分の予想しないように受け取ってしまうかもしれないんだから。
ま、宮崎監督。次のなにがしかのインタビューでは、相手の理解しやすい言い方をお願いします。

言いたいことはなるほどと思う。

iPad厨 2010/07/12 21:58

もちろん宮崎氏はipadの世界に対して、自分で出かけていって想像力を注ぎ込むことをしたんだよね?iPad利用者の上前だけをはねて自説を引き立てるための道具にしてるわけじゃないよね?まして、そのような自慰行為で全能感を手に入れたつもりになってないよね?まさかね。

tai 2010/07/12 22:40

>iPad厨
コメぐらい生産しようぜw 揚げ足取って否定するだけなら誰でもできるんだぜw


どこかで読んだけど、宮崎駿はカメラすら好んでは使わないらしいね。
その代わり風景とか建物とか作品に使えそうなものを見つけると、何時間でも凝視して記憶する。そうすることで単なる模写でなく、自分の主観と混ざってアウトプットできるとか。


宮崎駿が言うのは自信の信念であって、すべての人が同じように考えるべきとは思ってないのでは?
正に、iナントカに一斉に飛びつき礼讃する画一的な論調に異を唱えているのであって、多様な意見の中にiナントカを駆使するクリエイターが居たとしても宮崎駿の意見とは矛盾しないと思う。

ですよね 2010/07/12 22:41

宮崎監督の憂いはもっとも。
それに食い下がる人の気持ちもわからんでもない。
ただ、勉強不足だよ。
きっと。
自分も勉強中の身なので、
同類が良く分かります。

gon 2010/07/12 22:54

>六〇年代にラジカセ(でっかいものです)
これはテープレコーダの間違いでしょうね。

雑誌の「iPadの特集」でのインタビューということで、iPadへの否定的な意見も、特集の中ではバランスがとれているんじゃないかな。

たろう 2010/07/12 23:18

なんというわかりやすい「閉鎖的で高慢なオタクの典型」なんだろな
吹き出しちゃうね
自信を持って「俺のやり方は違う、俺には必要ない」でいいじゃないか
コミュニケーション能力もプライドもひ弱すぎだし気持ち悪すぎ

とまと 2010/07/12 23:18

例えば将棋の世界でITによってもたらされた革命的な進歩は、この手の老害達の意味不明かつ情緒的な反応を吹き飛ばしてしまった。この記事で言うと、ハードしか見てないのが致命的にわかってない。ソフトの方にこそ本質があるのにね。

or 2010/07/12 23:24

とりあえず、これを見たジョブズがどういう反応をするかが気になる。(笑)

ジッタリン 2010/07/12 23:55

創造者のパヤオにしてみたら
ほんの少し便利になった電子機器に
一喜一憂している凡人が哀れに見えるんでしょうね。

あああ 2010/07/13 00:00

知的創造とか想像力とかの次元じゃなくて日常の事務的な作業にはipodは便利
駿はネットで調べただけで物事を理解したつもりになってる人が嫌いなんでしょ

せつり 2010/07/13 00:14

消費者がいるからこそ、生産者が利益を得るのは明白。そして、消費者に媚を売る生産者もいれば、生産者にクレームばかりつけている消費者もいる。どちらが偉いかは分からない。

老害駆逐 2010/07/13 00:52

宮崎駿は完全な老害になり果ててますね。
老害は自分の理解できないものに嫌悪感を抱くのが特徴です。

映写機もフィルムあなたは作れません。映画館も作れません。
宣伝も配給もできません。

そもそもあなたが紙と鉛筆がどうやって作られているか、あなたは知っていますか?
あなたが何枚も消費しているその紙の製造に、iナントカに近い高度なテクノロジー
が使われているのを知っていますか?

そんなことを知らずに映画作品の上前を一番はねているのはあなたです。
といってやりなさい。

時代 2010/07/13 01:30

バッハの鍵盤曲を皆さんピアノで弾きますが、バッハが活躍した当時ピアノっていう楽器はまだメジャーじゃなく、むしろバッハはピアノを嫌っていたそうです。
その時代で完結したほうがハッピーエンドっていうこともあるのだと思います。

自分の流儀 2010/07/13 01:52

ものを作るにしても使うにしてもそれぞれのやり方があると思うよ。
紙と鉛筆だけ使って、映画作るのも良し。
iPad,iPhone使って、便利ツールを作る/使う,Twitterでコミュニケーションを作るも良し。
型にはめる必要も無いし、自分のやり方を探して、
もがくのであればそれでよいのではないかな。

何かにこだわるでも良し、こだわらないでも良し。
自分が何をしたいか、経験したいかでしょ?

他人を毒づいて否定できるほど、自分は完璧なのか?

BlueK 2010/07/13 02:58

完璧な自己を持ちえないと他の批判が出来ないとは思えないが・・・。

今のジョブス・・・なら「”鉛筆”(iPhone)の”持ち方”が間違ってる、それでは線(電波)が弱くなる・・・」と一括で終わりそうだ。(笑)

紅玉 2010/07/13 03:42

紙と鉛筆も人間が開発したモノなんだけどなあ
紙と鉛筆には飛びついて便利に利用しておいて、
それ以降に出てきたモノに飛びつく人を気味悪がったりするってのもどうかなあ
iPadを使っている人がなにも生産していないことになってるのも不思議だし、
全員が全員、彼が言うところの「生産者」を目指さなきゃならないの?ってのも疑問。

彼は結局、

「いやー僕はそういう新しいモノってよくわからないんですよ。なくても全然いいし」
「こっちはただ関心がないってだけなのに、新しいモノ手に入れたからって妙に人を見下すヤツはカチンとくるよね。『使えばいいじゃないですかあ』って余計なお世話だよ」

って言いたかっただけなんじゃないの?

くすぐり様 2010/07/13 03:46

http://www.ghibli.jp/shuppan/np.html
ググってここまで行ったところで
釣られたことに気が付きました

----
小冊子 『熱風』2010年7号 ができあがりました。
今月の特集は 「iPad」 です

特集 iPad
予想を超えたパラダイムシフトがはじまっている 佐々木俊尚
インターフェースは私たちをどこへつなぐのか 岡嶋裕史
見えないiPadの未来 山形浩生
ぼくには、鉛筆と紙があればいい 宮崎 駿
老人向き 高畑 勲

  2010/07/13 05:29

エライ人に否定されたからって反射的に反応するのは思慮が足りないとしか思えないなあ。
取りあえず宮崎さんを否定する本人がそれ以上のことを成し遂げてる人なら言っても恥ずかしくないけど、そうじゃないだろう人が書いてるのを見るのこっちが恥ずかしいw
オマエは宮崎駿以上なのかとw
流行に踊らされて自分の人生を見失うな、っていうことを教えてくれてるんだろうと
読解力ある人なら分かる筈なんだけども。
そういう考え方もある、ということを理解するだけでいいじゃん。
ヒステリー女じゃなかろうし
どんだけ世界狭いのよ
あ、ちなみに自分はIPAd持ってます コネコネしてます

iLoveApple 2010/07/13 06:03

紙と鉛筆しか使えないんだったらアニメの制作を止めて一人で紙芝居作ってれば?自分が使えないと決め付ける事しか出来ないのに文句言うのは古臭い。複雑で難解で使えないのはパソコンやケータイしか知らないからじゃない?アップルは、ただ最先端であるだけじゃなく、その先に人間性が存在します。

… 2010/07/13 08:18

iPad,iPod信者必死すなぁ

A 2010/07/13 09:34

iPadを否定してはいない。使う人間にかかってる。それを意識しろという話

    2010/07/13 10:39

ブームで煽りさえすれば、よく考えもせずに買ってくれるアホな人が大勢居てくれるから、お金が天下を回ってゆくんだな、と思いました、まる


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佐々木康彦

ドリカムのバックバンドを経て制作会社を創業。15年の社歴を持ち49歳で大学生とい う変わり種。2014年は法人向けマーケティングのコンサル、MAツールの導入/活用 支援へ業務領域を拡大すべく奮闘中。ブロガーとしての記者発表会の案内や取材打診 はfacebookからメッセージいただければと。

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