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子ども手当所得制限なしって事は「子供版ベーシック・インカム」が実現したって事

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わたしがこちらのブログでベーシック・インカムについて最初に書いたのが昨年(2008年)の11月ですが、先日参加した「ベーシック・インカムのある社会を構想する ― 実現の可能性は?―」の

第3部 日本におけるBI編(BIに至る道)

↑こちらでは、日本におけるBIへの関心と高まり(国政編)ということで、2004年の参議院本会議で民主党の朝日議員と小泉首相がベーシック・インカムについての質疑・応答したということが紹介されまして、2004年にそういう話を国会でしていたなんて!ってことで、ちょっと検索してみたらちゃんと記録が出てきましたので、こちらに張っておきます。

朝日俊弘議員質問

小泉首相答弁

それと当時の政府側の動きとして税制調査会の基礎問題小委員会ということろに、宮本太郎氏(北大教授)、武川正吾氏らが招かれて報告を行い、そこでBIに言及したとありこちらも調べてみるとちゃんと提出された資料と共に記録がのこっており、BIについて興味ある方はこちらの資料は是非目を通しておく価値ありと思われるモノのように思います。

負の消費税という言葉はベーシック・インカムについて調べはじめるとかならず出くわす用語かと思いますが、経済学者ミルトン・フリードマンが1960年代に提唱、アメリカでは実際に「負の消費税」の実験したとこがあるようで、このときにはやはり全員に一律支給はどうなんだ?という流れから就労世帯に縮小するなど、負の消費税から給付付き税額控除の方向になっていった…という前例があるのだそうで、ちなみにこの「負の消費税」日本でも70年代にいろいろと検討していたという話を聞いてとても興味をそそられました。

このほか政党レベルですと、新党日本とかもベーシック・インカムには熱心ですが、民主党のほうも2005年に宮本太郎氏や小沢修司氏を招いて勉強会をやっているのだそうです。

  • 「21世紀の社会保障制度を考える勉強会」
  • 「BIと社会保障制度改革」

小沢さんが話をされていたことの殆どが興味深い話の連続ではあったのですが、ちなみ昨晩「子ども手当は所得制限なし」という事を鳩山首相が表明したわけですが、この第3部の最後はこんな内容でした

子どもならびに高齢者に限定した導入の道(BIの子どもと高齢者バージョン)というタイトルから、子ども手当、老齢基礎年金にしても、所得制限無しに支給が実現されれば、金額のことはおいといてもこれは「子供版のベーシック・インカム」、「高齢者版のベーシック・インカム」が実現することになるんです!という話があり、この流れで考えると昨日の首相の表明は非常に大きい、新しい一歩を世界に先駆けて行ったのか…と思ったのでした

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