こんな事言ったの誰だよw>フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
竹中平蔵氏の2005年に公開されたエントリではあるのですがこれが今でも物議を醸している時があるようですね、 2005年の社会情勢を考えるとこの発言の背景もある程度見えてくるかもしれませんが、その内容はこんな感じ
竹中平蔵公式ウェブサイト: ◆政局マニア系◆ フリーターと新しい自民党との革命的可能性(2)
という記事の中で、
フリーター=「負け組」ではないとらえ方のヒントになりそうなのが、パソナ代表の南部靖之さんの日経新聞10月21日「ご異見拝聴」インタビューでの以下の発言。
という出だしから、参照できるのがすでにアーカイブ化されたソースしか無いようなので、ちょっと長いですが、
「正社員が安定した雇用で一番常識的な働き方という考え方は、20年後にはひょっとしたら非常識になっているかもしれない」
「フリーターのような立場なら本当の意味で一生涯の終身雇用が可能だ。だから今は不安定といわれるフリーターが安定した働き方になる」
「働く者から見た豊かさは、お金以上に自分の夢の達成や自由な環境で仕事することにある」
「人がいるところに会社や仕事がやって来る。突き詰めていえば雇用という概念がなくなる」
「映画を制作するときのように、決まった期間だけ人やお金が集まり、終わったらぱっと解散する。僕はそれを『オーディション型雇用』と呼んでいる」
フリーターこそ終身雇用!!雇用概念の消滅!!
これこそ、一般常識を180度ひっくりかえす革命的発想といえるでしょう。これなら確かに、フリーターが自民党を支持してもおかしくない。
マルクス・エンゲルス「共産党宣言」の「ルンペン・プロレタリアート階級」観的偏見の遺伝子を引継いだ「フリーター=負け組」論で思考停止に陥りつつ、自らは規制やみえざる障壁で身分を守られ実力以上の生活水準を謳歌している「労働貴族」は、「雇用概念の消滅」という表現におののくことでしょう!
近い将来、新しい自民党は以下のような「宣言」(DAS MANIFEST)を出す日が来るかもしれません。
「フリーターは、『夢』以外に失うものを持たない。彼らが獲得するものは『成功』である。全国のフリーターよ、自由民主党のもとに結集しよう!」
参照ソース
う~~む、昨晩NHKで
↑これを見た人間としては、時代の流れに乗ることは大事なんだけど、自分の頭で考え、そこで考えられる最悪なパターンを受け入れられる覚悟を決めとかないとほんと前述の意見とは逆な意味での「雇用概念の消滅」した世の中になったものだ…と感じたのでした。