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未知なる世界を探ろうとしているのに「ググって」答えが出てくる訳がない

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日経ビジネスオンラインにちょっと気になるコラムがありまして、昨日は菱食社長の中野 勘治氏のインタビューが掲載されていました。

その前は並区立和田中学校校長の藤原 和博氏の掲載されていており、すぐに答えを求める人が増えているという指摘から「日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け」という話が紹介されていましたが、ほんと考えるって事とか、正解かどうかはわからん手探り状態でなんとか生き延びるというような事が苦手な人って増えている印象があり、前述の中野氏へのインタビュー中で印象的だった箇所がありましたので、そこを紹介しておきたいと思います。

―― 最後にうかがいますが、中野社長は何かの答えを探すために本を読んだりしますか。

 中野 自分で考えていることの確認のために、本に当たることはあるけど、何かの解決策が欲しくて本を読むことはあまりないですね。

 そもそも、未知なる世界を探ろうとしているのに、ものの本に答えが書いてあるわけがないじゃないですか。答えがどこかにあったらそれは未知とは言わない。手探りで未知のものを探すからビジネスは楽しいんですよ。

ホームページ制作などネットと接することが多い現場であっても。「ググレカス」的なことを平気で尋ねるのはほんとどうなんだ?と思うこと多いのですけど、何かを生み出す仕事においては、やはり答えを安易に求めるのではなくまずは思考することが大事だよな…とここ最近自分の周りで起きていることを含め強く感じたのでした。

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