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制作会社としては結局IE6の呪縛から簡単には逃れられないと思うのしでした(苦笑)

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Internet Explorer(IE)6を撲滅せよって、掛け声としては過激なほうが目立っていいのかもしれませんけど、企業サイトだけでなくイントラ用のコンテンツなどを制作請け負う立場からすると、IE6がなくなってくれることで仕事の手間が減るのは歓迎ではあるけれどちと心配な事もありまして、初心者ユーザがブラウザのアップグレードを促すメッセージを見て、IEからGoogle Chromeに乗り換えはまずあり得ないでしょうけど、現状Google ChromeでJavaScriptが適切に動作しないサイトは多数ありますし、このオルタナブログもGoogle Chromeではエントリ作成も一部機能が使えないのでアウトだったりします。

そんな状態なのでIE6を捨てて次をどうすべきか、そのアップグレードで注意しなければいけない事はどんな事があるのかも明示してあげる配慮の必要な気がします。ここまでネットが普及すると自分が使いたいとは思わないけれど、仕方なく使っている人、別にアップグレードの必要性を感じていない人などいろいろな人がいますから……

あとIE4、ネスケがダイナミックhtmlに対応し始め、ネスケ5が迷走し始めた時期とかは眼も当てられないほど独自仕様が花盛りでしたが、イントラにはこういう時代の独自機能を使うことを前提としたhtmlが残存していたりして、どの道全部完璧にというのは無理なのですけど、企業ユースのパソコンでは社員の人がソフトのダウンロードを禁止しているケースもありますし、制作会社としてはIE6の呪縛から当面逃れることは出来ないでしょうね(苦笑)

昨日Twitterで、連休前にクライアントが注文つけて、それが連休明けたときには出来上がっているつもりでいる…そして仕事を請ける側のデザイナの休みが消えていくというような趣旨のつぶやき投稿されているのを見かけたのですけど、

この辺の手間の増加について適切に制作コストを割り増ししてもらっている制作会社は非常に少ないと思われますので、企業側の担当者も対応ブラウザを1つ増やすことで制作側の確認やコーディングの手間がどのくらい増加するのかを知ってもらう良い方法あればな…と思ったりしたのでした。

P.S.
ちなみにここ1ヶ月のわたしのブログのIE6の割合は41.51%、CMパンチの会社サイトは37.34%ってな感じでございます。

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