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身なりや態度を理由に不合格になった学生4人に合計856万円の和解金支払いってどうなんでしょ?

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「人を外見で判断してはいけない」とか「服装の乱れは心の乱れ」というような説教を学校の朝会とか生活指導の先生に話をされた経験は誰にでもあると思います。

神奈川県立神田高校で身なりや態度を理由に受験生22人を不合格とした問題では当時の校長ら5人を停職や減給の懲戒処分となった訳ですが、一般的な感覚として、社会人なり学生なり適切な身だしなみを出来ない人間がなぜ不合格でダメなのか?というのは素朴な疑問として浮かんでくると思います。

少なくとも自分で服装その他をコントロールする力・能力を有しながら、学校という場において明らかに逸脱した服装をしている人間も受け入れるのが規則として存在するのだとすると、教育現場の負担は非常にストレスが高いものになると言えるでしょう。

この件について検索をしてみると、学校側を批判する意見を唱えている方々は、先生側が教育機会を放棄しているという観点で考えた場合に、それは問題であるという考え方があるようです。

ちなみにこの事件はその後もいろいろ交渉が続いていたようで、県が和解金額は1人当たり190万3150~241万8950円で、平均約214万円。慰謝料のほか私立高に進学した生徒には学費の差額も算入した和解案を発表したそうです。

この記事を見てもう個別の意見書く気も失せているのですけど、そういう迷惑な生徒の存在で本来受けられる教育機会を失ったとか、毀損されたって訴訟起こす人が出てきたらどうなるんでしょう?

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