ブロガーは「世界一素晴らしい仕事」に就ける確率がちょっと高いかも?というお話
昨日のエントリで紹介した「ポトスライムの舟」では主人公が稼ぐ年収と会社に張り出されていたポスターにあった世界一周クルージングにかかる費用163万円とうい点がストーリー展開の中で重要な位置を占めていたのですが、今日は世界一周クルージングに勝るとも劣らない、これぞ絶景と言える島で半年暮らしながら900万円を貰えてしまうというお話です。
先月の中旬にグレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)にあるハミルトン島の管理人を募集しているって記事が出ていて、そこには「世界一素晴らしい仕事」への求人を開始という文字が躍っていました。
報酬は半年間で15万オーストラリアドル(約900万円)で、この仕事を獲得した人が、自国からハミルトン島まで移動する際の航空運賃も含まれているという太っ腹企画!
管理人用の宿舎(?)には飛び込み用プールとゴルフカートついた3つのベッドルームのある数百万ドル(数億円)相当の海辺の高級住宅が無料で利用できるというアウトドア派の方には涎モノの企画です。
ちなみに2月22日にこの募集は締め切られたらしいのですが、応募総数3万4684人にのぼったらしいです。
そんでもって、この管理人の仕事で大切なポジションを占めるのは、ぬわんとブログを書くことだそうですよ!!!
ベスト・ジョブ・イン・ザ・ワールド=業務内容
- グレートバリアリーフ探索とPRレポート活動
クイーンズランド州観光公社ではアイランドケアテイカーを退屈させない為にグレートバリアリーフの島への旅行やイベントを用意しています。そこでの限りない体験を世界のビューアーにPRする為、毎週更新の週刊ブログを綴ったり、滞在中に出会った素敵な瞬間を切り取った画像をアップしたり、地元での楽しみ方を躍動的に伝える動画をアップしたりするのも重要な任務です。ヒンチンブルック島でのブッシュウォーキング、ヘロン島での新開発のシュノーケリングギアの試用やハミルトン島のラグジュアリーリゾート「クオリア」内のスパでトリートメントを受けるなどなど、冒険と言うお仕事に終わりはありません。
- 魚のえさやり
グレートバリアリーフには1500種を超える魚がいますが、心配ご無用。そのすべてにえさやりをする必要はありません。リゾート内にいるほんの数匹だけに餌をあげれば良いのです。
- プール清掃
プールには浄化装置が付いていますが、もし木の葉などが浮いているのを見かけた場合には、陽気に飛び込み、何周か泳いで回って取り除くのも良いでしょう。
- 郵便物回収
少し空き時間が出来た日には水上飛行機に乗り込み航空郵便の配達人になってみませんか?鳥になった気分で空から眺める空よりも青い海に点在する宝石のようなサンゴ礁と島々をゆっくりと眺めるチャンスです。
ここに書き出した内容のほか、いろいろ中身を見ていくと、応募者は英語力と高いコミュニケーション能力があることが基本条件で、仕事内容についてメディアに伝える必要があるため、人前に出るのが苦手な人は不可らしく、加えて、海と太陽、アウトドアが大好きであることも必須条件であり、何より世界中の人たちにハミルトン島のすばらしさを伝えるブログを更新、文章、写真、動画などあらゆる手段でアピールしていく事が非常に重要な仕事になるようですね!
選考は面接などを行いながら5月6日に確定するようなのですが、どんなアウトドア派ブロガーが登場するか楽しみじゃありませんか?
自分は残念ながら応募もなにもしていませんが、多分観光地の宣伝になるような記事…たとえば海をバックに日焼けした顔でニッコリとか、リポビタンDのように、断崖絶壁ファイトいっぱ~~~つ!という写真・動画は絶対無理で、逆に観光客を減らしてしまいそうエントリーを書いてしまうかもしれないので、絶対無理かと思われます(苦笑)
オルタナブロガーの中でも、英語OKでアウトドア派の方は結構居そうな感じがするのですが、その方々はこの企画に応募したのかな~~?(笑)
最後に、募集サイトは多言語化されておりそこにイイ感じのQ&Aがありましたので、紹介しておきますね(笑)
何か良く出来すぎた話ですが、これには何か裏がありますか?
裏はなにもありません。これはクイーンズランド州観光公社によるグレートバリアリーフ観光促進活動のお手伝いをしていただくという珍しいチャンスなのです。クイーンズランド州にあるユニークな島々でできる事を体験し、その冒険の内容を私たちに(そして世界へ)伝えてくれる人を探しているのです。
関連サイト
Youtubeに掲載された募集ビデオ(マジで綺麗なところですね、、、ここ)