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上履きが新品だと面接落第するらしい!?

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高校生や中学生の子供がいる世代(私の場合は昭和40年)と、現在中高で担任などをされている先生方の年代って結構かぶるケースが多いと思うのですが、近隣世代の方を含めてどうでしょう?

中学3年の息子が受験を控え、週末は母親と学校見学に行く事が増えています。

学校や塾のほうとも受験する学校を決める最終段階が迫っており、いろいろと家庭内でもギスギスした空気が流れやすい状態だったりするわけですが…

何かの話の流れで学校で穿いている上履きがあまりに汚いので買い換えたら?って話になったら息子が驚くべき返事を返してきました。

「面接前に上履きを買い換えて新品で面接に臨むと落とされるから駄目だよ」

あ~~~ん?なんじゃそりゃ、、、、詳しく話せとわたし、

「踵を潰して穿いていたとか、生活態度が悪かったのをごまかすために新品で面接に臨んでいると面接官である先生に判断されて落とされるケースがあるので、そういう対応はしないようにと先生に言われている」

のだそうです、、、、、(唖然・呆然)

学校の先生も20代から定年がもう少し…という方まで様々な方が先生として勤めていると思います。自分の場合は比較的年代近い人たちが担任になるケースが最近多いのですが、同年代の先生の思考回路がこうなってしまっているのがちょっと悲しいというか、やりにくい時代になったものだと率直に感じました。

こういう合否判定が行われるという噂が、単なる噂なのか、本当なのかは私にはわかりませんが、仮に本当だとすると、こういう判断をしているのも、わたしらの同年代かそれ以上の世代になりますよね…

都内の都立高校では私服と基準服の併用ではなく、制服のみに以降することろが出てきているようですね。

私服存続とかそういう問題を議論する気はありませんが、どうしてそこで選択肢を無くしてしまうのかがわたしには理解できません。

今学校の先生になっている先生の中には学校群精度のために自分が受験したい学校を受験できない…という制度による弊害をもろに経験した事がある人たちが多くいらっしゃると思うのですが、こういう経験を持っている人たちが自分達の時代よりも生徒の自由度とか、選択肢を奪ってしまうような方向に物事の判断が向かってしまっているのは何か凄く残念な気がします。

10代、20代の頃は、法律や制度などを実質的に制定しているような人たちの事は想像もつきませんでしたが、40代から50代になっていくなかで、自分とはまったく別世界のところで生きている同年代の影響を受けることについて、モヤモヤしたものが積もっていくのを感じていたりするのでした。

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