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奥田座長吼える「マスコミに報復してやろうか」

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毎日それなりに今夜はこのネタで書こうかな…などと思案しながら帰途についたりするのですが、ざ~~っとニュースサイトを眺めているとどうしてもその日のうちに取り上げておきたいネタってのが出てきてしまうものです(苦笑)

政府の「厚生労働行政の在り方に関する懇談会」の奥田碩座長(トヨタ自動車相談役)は12日に首相官邸で開かれた会合で、厚労省に関するテレビなどの報道について、「朝から晩まで年金や保険のことで厚労省たたきをやっている。あれだけたたかれるのは異常な話。正直言ってマスコミに報復してやろうか。スポンサーでも降りてやろうかと」と発言した。

 奥田座長は「ああいう番組に出てくるスポンサーは大きな会社ではない。地方の中小とかパチンコとか」とも述べた。

↑ここで語られている「ああいう番組」というのがどういう番組を指すのかが情報を得ていないのですが、世界に冠たる企業がこうやってマスコミに宣戦布告とでも取れる発言をした訳ですから、スポンサー降りてもわしらは報道するけんねってマスコミ(局・番組)が出てくるのか非常に気になるところです。

先日麻生総理が庶民感覚をもっているか?という点についてしつこい報道するマスコミについては肩を持つ気になりませんが、こういう論理性を欠いた高圧的な態度ってやはり相手が困っている事の現われに他なりませんよね。

社会保険庁の職員の処分問題、また、社会保険庁解体に関連しての再雇用問題など、非正規雇用者の社会的立場の脆弱性と比較してあまりの厚遇に多くの人が呆れ、発言の主もよ~~くご存知であろう、生産調整で契約解除されればすぐさま住まいも収入も失うような契約形態で働く人たちから見ると、まったくの別世界の話になっているのですから、

佐々木俊尚さんが新聞が書く我々って誰のことなの?って指摘をされていますけど、この厚生労働省、社会保険庁関係の問題について言えば、新聞の言う我々ってのは国民の多くをカバーできるネタだと思うのです。

ちなみに処分歴があっても専門知識を持つ成績優秀者は例外的に正規職員にするとか、有期雇用職員も結局は正規職員に切り替え可能だったりして、改革とかいいながらやっぱりやってる事変じゃない?って納税者からしつこく追求されるのは当たり前の話なんで、ここはやはり不正をした人はそれなりに社会人経験がある人が考えて妥当と思える処分を下すなど、それこそ庶民感覚必要なんではないですかね?

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